研究課題/領域番号 |
20K08845
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54030:感染症内科学関連
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
村木 靖 岩手医科大学, 医学部, 教授 (00241688)
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研究分担者 |
吉野 直人 岩手医科大学, 医学部, 特任准教授 (20372881)
小田切 崇 岩手医科大学, 医学部, 助教 (80770221)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | インフルエンザ / 弱毒生ワクチン / 組換えウイルス / Master Donor Virus (MDV) / C型インフルエンザウイルス / Master Donor Virus / Master Donor Virus(MDV) / インフルエンザワクチン |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、C型インフルエンザウイルス(C型ウイルス)が次世代の弱毒生ワクチンのためのMaster Donor Virus (MDV)となりうる証拠をつかむことである。実験Ⅰ~実験Ⅲを行い、「A型インフルエンザウイルスのHAとNAをもつ組換えC型ウイルス」が生ワクチンとして有用であることを証明する。 実験Ⅰ:解析の対象となる組換えC型ウイルス(組換えC/Aウイルス)を作製する。 実験Ⅱ:現行のMDVを用いた組換えウイルス(A/Leningrad-Iwateウイルス)を作製する。 実験Ⅲ:実験動物(マウス)における免疫誘導能、安全性、感染阻止能を解析し、比較する。
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研究成果の概要 |
現行のインフルエンザワクチンは、インフルエンザの発症を阻止することはできない。ウイルスの侵入部位である上気道に粘膜免疫を誘導できないためである。この欠点を克服するため鼻腔噴霧型の弱毒生ワクチンが実用化されているが、克服すべき課題も多い。本研究では、改良型弱毒生ワクチンの開発を目指して、新たな組換えC型インフルエンザウイルスを作製しマウスでの粘膜免疫誘導能を検討した。マウス馴化A型インフルエンザウイルスの病原性、マウスおけるC型インフルエンザウイルス増殖様式、感染防御に獲得しておくべき鼻腔粘膜の免疫能(IgAレベル)に関する有用な知見が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インフルエンザに代表される感染症の制御は大きな社会的課題である。抗ウイルス薬と共にワクチンの開発は重要な戦略である。現行のインフルエンザワクチンでは達成できない発症予防効果を目指して鼻腔噴霧する弱毒生ワクチンが実用化されたが、解決すべき課題も多い。本研究は、より良いインフルエンザ弱毒生ワクチンを開発するための基礎研究である。本研究では、そのための基盤となる有用な成績が得られた。
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