研究課題/領域番号 |
20K08879
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
茂木 千尋 群馬大学, 生体調節研究所, 助教 (00375528)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | pH / Gタンパク質共役型受容体 / 骨代謝 / マウス / ターコイズキリフィッシュ |
研究開始時の研究の概要 |
骨量は骨芽細胞による骨形成と破骨細胞による骨吸収のバランスにより調節され、そのバランスはホルモンなど細胞外の要因から影響を受ける。細胞外の微小環境の酸性化を感知する受容体OGR1は骨芽細胞と破骨細胞に発現することから低pH環境のセンサーとして働くと考えられる。アシドーシスを誘導した時に酸性化がOGR1を介して骨代謝を調節する機構を個体レベルと器官培養を用いて細胞レベルで明らかにする。本研究は将来的に骨代謝環境の改善を通じて健康寿命の延伸に貢献できると考える。
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研究実績の概要 |
骨量は骨芽細胞による骨形成と破骨細胞による骨吸収のバランスにより調節され、そのバランスはホルモンなどの細胞外の要因に強い影響を受ける。細胞外のプロトン(H+)により活性化されるGタンパク質共役型受容体OGR1/GPR68は骨芽細胞と破骨細胞にも発現していることから、OGR1は低pH環境を感知するセンサーとして骨代謝を調節していると考えられる。OGR1/GPR68は細胞外のプロトンにより活性化される受容体で、比較的中性に近い弱酸性状態(pH 6-8での変化)を感知する。このことより、生理的、病理的なpH変化に応答していると考えられるが、局所でのpHへの応答を調べることは技術的には難しい。このため、受容体発見当初より破骨細胞と骨芽細胞でOGR1の発現が示されていたにもかかわらず、OGR1を介して低pHを感知し個体の骨代謝が変化することを明らかにした論文はない。これまで個体レベルでの解析や、血中ステロイドホルモンの測定系の構築などを行ってきたが、2022年2月から10月まで病気のため休職していたため、当初予定していた実験はできなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2022年2月から10月まで病気のため休職していたため、当初予定していた実験はできなかった。
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今後の研究の推進方策 |
休職によりマウスの系統維持ができなかったので、必要なマウスの掛け合わせを進める。また、近年OGR1が金属イオンでも活性化されることがわかり、必要に応じてプロトンだけではなくニッケルなども使いながら研究を進める。
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