研究課題/領域番号 |
20K09275
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
増野 智彦 日本医科大学, 医学部, 講師 (00318528)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 出血性ショック / 人工酸素運搬体 / 初期蘇生輸液 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、酸素運搬能に加えて循環血漿量増加効果をもつ人工酸素運搬体を使用し、大量出血による出血性ショックに対する初期蘇生輸液としての効果、ならびに出血性ショック後に生じる臓器不全に対する保護効果を検証する。
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研究実績の概要 |
外傷初期診療の進歩にもかかわらず、出血性ショック後に生じる多臓器不全による死亡率は依然高いままである。これまでの研究では、外傷初期輸液の過剰投与も、過小な投与も予後を悪化させると報告されており、出血性ショック患者に対する初期輸液として、どのような輸液をどれくらい投与することが最良の悔過につながるかは明らかになっていない。 出血性ショック患者の組織低灌流・低酸素を改善左折ためには、循環の改善に加え、酸素運搬能の改善が必須である。ヘモグロビン‐アルブミン クラスター(Hb-Albクラスター)は、ヘモグロビン分子の表面にアルブミンを結合させた人工酸素運搬体であり、高い酸素運搬効率を持つだけでなく、アルブミンとしての血漿増量効果も併せ持つため、出血性ショックに対する初期蘇生輸液としてふさわしい特徴を持つ。本研究はヘモグロビン-アルブミン クラスターを、出血性ショックに対する初期蘇生輸液として投与することにより、効果的に循環および組織酸素代謝を改善させ、ショック後臓器障害を抑制するかを検証することを目的に研究を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナウイルス感染症の拡大による実験の中断を経て、実験を再開しているが計画の遂行は遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
当初の計画に乗っ取り、研究を遂行する予定である。
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