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リアルタイムモニタリングによる効果的水素療法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 20K09307
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55060:救急医学関連
研究機関大分大学

研究代表者

古賀 寛教  大分大学, 医学部, 客員研究員 (50468013)

研究分担者 徳丸 治  大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (40360151)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード水素 / 抗酸化作用 / 体内動態 / 水素水 / NMR / 酸化ストレス / 抗酸化効果 / 抗酸化
研究開始時の研究の概要

本研究では、強い抗酸化効果を持ち予防薬・治療薬として実用化の可能性が高い水素ガスについて、体内での薬物動態を明らかにし、より安全で効果的な投与法を動物モデルで検討する。具体的には、SD雄性ラットを用い、各種水素投与法ごとに各組織の水素含有量の経時的変化を観察する。水素含有量は極小のニードルセンサーを組織に刺入し、微量水素測定器でリアルタイムモニタリングする。また、ESR(electron spin resonance:電子スピン共鳴)装置を用いて、各組織における各種ラジカルおよびラジカル消去能を測定する。

研究実績の概要

前年度の比重の違いによる混合の不安定性を解消するために、濃度設定を一律100%水素によるバブリングで作成した飽和飽和水素水での投与をトライするも、測定値のブレが大きく一定しないため、動物実験への応用に至っていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

実験と実験の間隔が長いため気候条件の違いも影響している可能性がある。そういった温度や湿度による条件の違いが原因なのか、測定機器の精度の問題なのか洗い出す必要が出てきており、その作業のためプロトコール遂行に至っていないのが大幅に遅延している理由である。

今後の研究の推進方策

現在まで動物を用いたモニタリングまで持って行くためのin vitroでの実験がスムーズでない。水素水中の水素濃度を一定に保つ条件設定が不安定である。同一実験は出来るだけ同日に行うなどの環境因子を揃えるとともに、測定器における電極の摩耗等が影響している可能性もあり、機器の測定精度を一定に保つために電極の仕様や形状を見直しながら早期に予定プロトコール遂行に努める。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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