研究課題/領域番号 |
20K09347
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
平山 龍一 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任助教(常勤) (20593734)
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研究分担者 |
木嶋 教行 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80534627)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 悪性髄膜腫 / 動物モデル / 免疫療法 / 予後予測 / WT1ワクチン療法 / WT1 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、代謝阻害を主眼とした化学療法では十分な有効性が認められなかった悪性髄膜腫に対し、全く異なる治療モダリティとして腫瘍に発現するWT1遺伝子産物を標的とした免疫療法の抗腫瘍効果について評価を行い、世界初となる悪性髄膜腫に対するペプチドワクチン療法の開発可能性を探索する。
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研究実績の概要 |
悪性髄膜腫に対するWT1ワクチン療法の抗腫瘍効果評価に向けた免疫不全マウス腫瘍モデル作成を行うべく、悪性髄膜腫(WHO Grade3)によるfresh sample採取対象となる症例がなかったため、新規条件下での細胞株化に進捗はない。 引き続き臨床サンプルを用いたprimary cultureの凍結保存及び 細胞株化に向けた条件検討を進めていく。また、primary culture細胞の免疫不全マウス皮下及び頭蓋内投与(硬膜下腔投与及び軟膜下投与)を行い、Xenograft model作成を継続して試みているが、現存するprimary culture細胞では生着および増殖を 確認できていない。引き続き効能評価への利用に向けて、新規サンプル採取の検討を行なっている。 悪性髄膜腫患者の経時的放射線画像解析による生物学的特性の評価に向け、当院髄膜腫データベース(1719例)から、性別、年齢、相対的MRI信号強度により リスクグループ分離が可能であることを見出し、Growth risk classification and typical growth speed of convexity, parasagittal, and falx meningiomas: a retrospective cohort study. J Neurosurg (2022) doi:10.3171/2022.8.jns221290.として論文化を行なった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ワクチン療法開発にかかる非臨床有効性評価に不可欠である動物モデルの確立に難渋している。
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今後の研究の推進方策 |
Xenograftモデルの安定した作成条件の検討を進め、引き続きfresh sampleによるprimary culture細胞によるXenograft作成を目指す。 腫瘍体積に基づくバイオマーカー及びその他臨床情報を用い、悪性髄膜腫の臨床的特徴および予後について解析を進める。
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