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マイクロミニピッグの脳室下帯におけるneurogenesisの検討

研究課題

研究課題/領域番号 20K09377
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関藤田医科大学

研究代表者

安達 一英  藤田医科大学, 医学部, 准教授 (10338056)

研究分担者 金子 奈穂子  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (20464571)
廣瀬 雄一  藤田医科大学, 医学部, 教授 (60218849)
澤本 和延  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (90282350)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードneurogenesis / subventricular zone / micro mini pig / pig brain / cortex / regeneration
研究開始時の研究の概要

中枢神経系再生研究におけるモデル動物には、実験手技や疾患モデルなどが確立されたマウスやラットが長年使用されてきた。しかし、中枢神経系再生研究を進めるためには、よりヒトに近い脳構造を有するモデル動物が好ましいと考えられる。コモンマーモセットを代表とする新世界ザルはモデル動物として適していると考えらえるが、中枢神経系の研究においてはその脳は、脳回や脳皮質の発達が乏しく、ヒトにおける中枢神経再生機構を解明するためには不十分と考えられる。そこで我々は、日本発のユニークなモデル動物であるマイクロミニピッグを用い、疾患モデルにおける中枢神経再生研究の前段階として、正常個体におけるneurogenesisを検討する。

研究成果の概要

細胞分裂S期のマーカである5-bromodeoxyuridine (BrdU: 5mg/ml)を母体腹腔内に投与し、投与後2時間後に固定した個体では、脳室下帯におけるBrDU陽性細胞はその背吻側に最も優位に認められる。またBrdU-Dcx並びにBrdU-GFAP二重陽性細胞も背側に多い傾向にあるが、吻側においてはBrdU-Dcx二重陽性細胞数は背側、内側、外側で大きな差は認めなかった。BrdU母体腹腔内投与2か月後に固定した個体も同様の検討を行い、その動態を比較検討予定であったが、類似論文が発表されたため、現在は上記知見を基に違った検討方法を追加して行っている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

中枢神経系再生研究におけるモデル動物には、マウスやラットが長年使用されてきた。しかし、よりヒトに近い脳構造を有するモデル動物が好ましい。新世界ザルはモデル動物として適しているが、その脳は、脳回や脳皮質の発達が乏しく、ヒトにおける中枢神経再生機構を解明するためには不十分と考えられる。本研究で用いた、マイクロミニピッグはヒトと同様の皮質や脳溝脳回を有し、またその個体サイズから実験動物として使用しやすく、そのNeurogenesisの機構を解明することは、今後の中枢神経系再生研究に有用であると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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