研究課題/領域番号 |
20K09454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
中村 美穂 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 非常勤講師 (40401385)
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研究分担者 |
塙 隆夫 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授 (90142736)
蘆田 茉希 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助教 (50708386)
陳 鵬 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助教 (70708388)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 破骨細胞 / 骨芽細胞 / リポジショニング / 骨粗鬆症 / ドラッグリポジショニング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、抗生物質として永年臨床で使用されてきたテトラサイクリン系薬剤の骨代謝への作用機構を明らかにし、骨粗鬆症薬としてリポジショニングすることを目的としている。研究期間内に、テトラサイクリンが骨組織に沈着した状況を模倣した培養基板を作製し、細胞培養試験および動物実験により、作用機序の解明、副作用・合併症有無、骨代謝への影響を検討する。本研究の成果より、既存抗生物質薬テトラサイクリンの新しい機能を見出し、低コスト・長期利用可能な骨粗鬆症薬への可能性を示すことが期待される。ひいては、高齢化社会における生活の質に大きく貢献すると考えている。
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研究成果の概要 |
本研究は、抗生物質として永年臨床で使用されてきたテトラサイクリン系薬剤の骨代謝への作用機構を明らかにし、骨粗鬆症薬としてリポジショニングすることを目的としている。本研究では、数種類の市販テトラサイクリン系薬剤が骨組織に沈着した状況を模倣した培養基板を作製し、ヒト初代破骨細胞および骨芽細胞培養を行った結果、数種類のテトラサイクリン系薬剤による破骨細胞吸収抑制および骨芽細胞分化促進が認められた。本研究の成果より、既存抗生物質薬テトラサイクリンの新しい機能を見出し、低コスト・長期利用可能な骨粗鬆症薬への可能性を示すことが期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、抗生物質として永年臨床で使用されてきたテトラサイクリン系薬剤が骨代謝に及ぼす影響について調べた。その結果、数種類の市販テトラサイクリン系薬剤が、破骨細胞(骨を分解する細胞)を抑制し、骨芽細胞(骨を形成する細胞)を促進することが見出された。このことから、数種類のテトラサイクリン系薬剤は、低コスト・長期利用可能な骨粗鬆症薬として応用される可能性が期待される。
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