研究課題/領域番号 |
20K09555
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
坂本 信一 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (70422235)
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研究分担者 |
西尾 和人 近畿大学, 医学部, 教授 (10208134)
金田 篤志 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (10313024)
今村 有佑 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (10568629)
デベラスコ マルコ 近畿大学, 医学部, 講師 (20449838)
坂井 和子 近畿大学, 医学部, 講師 (20580559)
川上 英良 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (30725338)
落谷 孝広 東京医科大学, 医学部, 教授 (60192530)
安西 尚彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (70276054)
植村 天受 近畿大学, 医学部, 教授 (90213397)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 前立腺癌 / テストステロン / AI / アミノ酸トランスポーター / LAT3 / LAT1 / Liquid Biopsy / エクソソーム / L型アミノ酸トランスポーター / 4F2hc / ARV7 / cfDNA / Exosome / CRPC / 前立腺がん / 去勢抵抗性 |
研究開始時の研究の概要 |
我々は、前立腺癌のARに制御されるトランスポーターとしてLAT1(LAT1-4F2hcヘテロダイマー型トランスポーター)を同定した。 LAT1は、癌特異的な発現亢進が複数の癌種で報告されている。さらに我々は、4F2hcを規定するSCL3A2遺伝子が、去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)に関与するAR-V7の特異的標的遺伝子であることを見出した。一方、前立腺癌は、治療過程で遺伝子変異が変化するためLiquid Biopsyの有用性が示唆されている。 今回、Liquid Biopsyを応用したLAT1を含むアミノ酸トランスポーターの網羅的解析とLAT1阻害剤の前立腺癌治療モデルの構築を提案する。
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研究成果の概要 |
1.LAT1/4f2hcの化学療法抵抗性前立腺癌細胞株における発現亢進、LAT1阻害剤における抗腫瘍効果を皮下移植マウスモデルにおいて報告した。2.AIを用いた転移性前立腺癌における網羅的な因子解析を報告した。3.Liquid Biopsyとして近年注目されるExosome中にLAT1がWestern Blottingにて同定可能であることを報告した。研究期間全体としては、1.cfDNAのAR増幅と予後との関連の証明、2.血清テストステロン値と化学療法への奏効率との関係の証明、3.アンドロゲン感受性前立腺癌におけるLAT3の癌細胞増殖における寄与を報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1.ホルモン感受性前立腺がんにおいては、LAT3が、ホルモン抵抗性前立腺がんには、LAT1が発現亢進していることを見出した。2.化学療法抵抗性前立腺がんにおいては、LAT1・4F2hcの発現が更に亢進しており、特異的阻害剤にて増殖抑制がマウスモデルにおいても証明された。3.LAT1の発現は、Exosome中におけるLAT1の発現を見出した。4.血清テストステロン値と予後との関連を、転移性ホルモン感受性前立腺癌患者、化学療法治療患者において見出した。5.転移性前立腺がんにおける様々な臨床因子をAIにて解析を行い予後予測モデルを見出した。
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