研究課題/領域番号 |
20K09632
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
石原 直恵 (琴村直恵) 藤田医科大学, 医学部, 研究員 (50571791)
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研究分担者 |
石原 悟 藤田医科大学, 医学部, 講師 (00300723)
下野 洋平 藤田医科大学, 医学部, 教授 (90594630)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 胎盤 / 栄養膜細胞 / 分化 / アロマターゼ / 遺伝子発現 / ヒストン修飾 / 転写調節因子 / クロマチン |
研究開始時の研究の概要 |
胎盤は、母親から供給される栄養素を胎児に渡し、胎児から排出される老廃物を母親に返す役割を担っています。従って、胎盤が正常に発育しなければ、胎児の成長や妊娠の維持に支障をきたします。私達は、胎盤の細胞(栄養膜細胞)のモデル細胞株を用いて、栄養膜細胞の発育の前後の状態を模した細胞をそれぞれ試験管内で増やし、両者を比較することで、栄養膜細胞の発育に必要な因子を見つけ、その因子の働く仕組みを明らかにしようとしています。
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研究成果の概要 |
アロマターゼ遺伝子の発現は、ヒト胎盤栄養膜細胞の分化過程で上昇することが知られている。我々は未分化栄養膜細胞のモデル細胞株 (JEG-3) をエピジェネティック阻害剤で処理することにより、アロマターゼ遺伝子の発現が誘導されることを見出した。この分子機構を明らかにする目的で、阻害剤処理したJEG-3細胞のクロマチン構造を検討し、アロマターゼ遺伝子の発現に関わるエピジェネティックな変化を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
胎盤栄養膜細胞のモデル細胞を用いて、アロマターゼ(エストロゲン合成酵素)の遺伝子発現がエピジェネティックに制御される機構の一端を明らかにした。
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