研究課題/領域番号 |
20K09654
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 人間総合科学大学 (2023) 東京医科大学 (2020-2022) |
研究代表者 |
熊谷 勝義 人間総合科学大学, 人間科学部, 講師(移行) (20567911)
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研究分担者 |
須藤 カツ子 東京医科大学, 医学部, 兼任講師 (50126091)
西 洋孝 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (60307345)
高梨 正勝 東京医科大学, 医学部, 講師 (80312007)
原田 裕一郎 東京医科大学, 医学部, 助手 (80570168)
大野 慎一郎 東京医科大学, 医学部, 講師 (90513680)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | WAPL / CIN / MACROD1 / 子宮頸癌 / 子宮頸癌予防 / ESR1 |
研究開始時の研究の概要 |
現在、我が国では子宮頸癌の患者数や死亡率が増加傾向にあり、特に20~40代の若年層に 罹患の増加が著しい。また、子宮頸癌は子宮頸部前癌性病(CIN)の時期であれば、比較的 低侵襲性治療で予後も良好である。一方、病変が進行した場合は外科的治療によりリスクを伴う。このため、子宮頸癌の原因であるヒトパピローマウィルス(HPV)の感染を未然に防ぐ唯一の手段であったワクチン接種が有効であったが、2013年以降、我が国では積極的なワクチン接種を控えている。本研究では、このような患者のリスクを削減し、ワクチンに代わる予防対策を子宮頸癌前癌病変モデルマウスの解析から得られた分子を応用して開発する。
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研究成果の概要 |
現在、我が国では子宮頸癌の患者数や死亡率が増加傾向にあり、特に20~40代の若年層に罹患の増加が著しい。また、子宮頸癌は子宮頸部前癌性病(CIN)の時期であれば、比較的低侵襲性治療で予後も良好であるが、病変が進行した場合は外科的治療によりリスクを伴う。このため、2013年以降、我が国ではヒトパピローマウィルス(HPV)の感染を未然に防ぐ唯一の手段であったワクチン接種を積極的に控えている。本研究は、ワクチンに代わる予防対策を子宮頸癌前癌病変モデルマウスの解析から得られた分子を応用して開発し、若年層に対する画期的な予防法の確立を目指すものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、前癌病変モデルマウスの解析から得られた分子を応用し、ワクチンに代わる新しい低侵襲性の子宮頸癌予防法を開発することを目指しており、この新規予防法の確立により、若年層における子宮頸癌の罹患率を低減し、女性の健康を守り、予防医療を促進するとともに、HPV感染やその予防策に関する認識を高めることに大きな学術的および社会的意義を有する。
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