研究課題/領域番号 |
20K09671
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
金崎 春彦 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (10325053)
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研究分担者 |
折出 亜希 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (00423278)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 視床下部 / キスペプチン / GnRH / インヒビン / アクチビン / フォリスタチン / kisspeptin / Hypothalamus / HPG axis / ゴナドトロピン |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的はキスペプチンニューロンを制御しうる因子を同定し、それらの因子と女性ホルモンとの関係を解明することである。エストロゲンによるフィードバック機構を含め、キスペプチンニューロンを取り巻く神経的、内分泌的因子に関する体系的な理解を目指したい。
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研究成果の概要 |
1)脳内にもアクチビン/インヒビン/フォリスタチンの発現があり、これらはE2の影響を受ける。脳内Kiss-1発現もアクチビン/インヒビン/フォリスタチンの影響を受ける。2)高テストステロン状態は視床下部KNDyニューロンにおいてKiss-1、NKB発現を増加させ、Dyn A発現を減少させる結果、視床下部-下垂体-性腺軸の不調を来す可能性がある。3)AMHはGnRH発現を増加させて視床下部-下垂体-性腺軸に影響を与える他、GnRHパルス中枢であるKNDyニューロンにおいてキスペプチン発現に対し抑制的に作用する可能性がある。4)キスペプチンとGnRHには自己調節作用及び相互作用がある可能性がある
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
キスペプチンニューロンの制御機構の一端を解明できた。
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