| 研究課題/領域番号 |
20K09852
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
|
|---|
| 研究機関 | 慶應義塾大学 |
|---|
研究代表者 |
矢澤 真樹 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60327567)
|
|---|
| 研究分担者 |
森 泰昌 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (00296708)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
| 配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
|---|
| キーワード | 再生医療 |
|---|
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では、皮下脂肪組織由来誘導性血小板を第一種再生医療等技術として臨床応用するプロトコールの策定、安全性の検証、治験時評価基準の確立を行い、治験前最終準備とする。将来的に、皮下脂肪組織由来誘導性血小板内の成長因子を用いたパーソナル治療薬の創薬を目的とする。
|
| 研究成果の概要 |
血小板は、止血・凝固作用に加え、含有する複数の成長因子による創傷治癒促進作用がある。本研究では、皮下脂肪組織由来誘導性血小板を第一種再生医療等技術として臨床応用するために、治験時評価基準の準備が目的である。
創傷治療の評価には、現在マンチェスター・スカー・スケールなどがあるが、いずれも主観的なスコアであり、客観性・再現性の面で不十分である。そこで、主観を排除した評価方法として、光学機器（イルミスキャン）による評価法を検討した。
また、第一種再生医療等技術として治験を行うために、ソースとなる健常人由来脂肪細胞を、倫理委員会の承認を得て提供していただく。
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
核を含まない血小板は、最も臨床応用に近い再生医療材料の1つとして注目されている。われわれはiPS細胞より安全かつ安価に皮下脂肪組織をソースとした血小板作成に成功し、血小板機能として、止血・凝固作用、創傷治癒促進作用（マウス）を確認してきた。本研究では、皮下脂肪組織由来誘導性血小板を第一種再生医療等技術として臨床応用するために、客観的かつ定量的な治験時評価基準の検討を光学機器（イルミスキャン）を用いて行った。また、細胞ソースとなる健常人由来脂肪細胞を、倫理委員会の承認を得て提供・獲得した。
|
