研究課題/領域番号 |
20K09891
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57010:常態系口腔科学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
松裏 恵子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 特別研究員 (20770423)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Runx2 / Nopp140 / 軟骨細胞 / 増殖 / 分化 / 軟骨増殖 / 軟骨分化 / BMPシグナル / 骨格形成 |
研究開始時の研究の概要 |
本申請は、リボソーム生合成、細胞分裂や細胞増殖・分化、アポトーシス等様々な細胞動態を制御するセリン・ スレオニンキナーゼ casein kinase 2 (CK2)の抑制というこれまでに報告されているNopp140の機能をもとに、全く不明である骨・軟骨形成における機能を明らかにしていく。また、ノックアウトマウスおよびマイクロアレイ解析により、この2つ以外のNopp140の機能も明らかにできるように研究を立案した。
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研究成果の概要 |
Runx2-/-マウス由来初代軟骨細胞でRunx2の標的遺伝子を探したところ、Runx2がNopp140の発現を高めることがわかった。Nopp140の軟骨細胞における機能を明らかにするため、Co2a1プロモーターを用いて、軟骨細胞特異的にNopp140のtgマウスの作製による機能解析より、軟骨細胞の増殖は低下し、肥大化は促進されていると考えられた。そこで、Nopp140 生理的機能を調べるために、昨年度はCRISPR/Cas9のシステムを用いてNopp140のgermline knockoutマウス及びNopp140 floxマウスの作製に成功し、表現型解析が行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Nopp140は、骨・軟骨においては全く未知のタンパク質であり、その機能解明は独自性の極めて高い研究である。また、軟骨細胞・骨芽細胞の増殖・分化・アポトーシスの新たなシグナル経路の発見につながる独創性の高い研究である。
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