研究課題/領域番号 |
20K09992
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
PEZZOTTI G. 京都工芸繊維大学, その他部局等, 理事・副学長 (70262962)
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研究分担者 |
足立 哲也 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10613573)
Marin Elia 京都工芸繊維大学, 材料化学系, 准教授 (10814014)
小原 幸 京都薬科大学, 薬学部, 准教授 (80275198)
扇谷 えり子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (80300820)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 窒化ケイ素 / インプラント周囲炎 / 骨伝導 / 抗菌性 / バイオセラミックス / ラマン分光法 / 歯科インプラント / ラマン分光分析 / 再生医療 |
研究開始時の研究の概要 |
YAGレーザー処理により、チタン合金表面に窒化ケイ素の粉末をコーティングすることで、窒化ケイ素複合化インプラント材料を創成する。窒化ケイ素複合化インプラントの抗菌性や骨伝導が強化するかをin vitroまたはin vivoの系で検証する。
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研究成果の概要 |
再生力や免疫力が低下した高齢者に対して、良質の歯科インプラント治療を提供するには、高い生物活性と抗菌性を有するインプラント材料を使用することが望ましい。しかし、インプラント材料として最も多く使われているチタン合金は、これらの要件を十分に満たしているとは言い難い。本研究は、骨伝導能と抗菌効果(インプラント周囲炎の予防)を窒化ケイ素コーティングによって強化できるかをin vitroとin vivoの系で検証し、さらに窒化ケイ素を始めとするバイオセラミックスが骨結合に与える影響を様々な分光学的解析法により明らかにする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯科インプラント手術件数は年々増加しているものの、骨質が低下した患者や術後感染症であるインプラント周囲炎に対する対策は十分されておらず、高機能化インプラント材料の開発が喫緊の課題となっている。現在、生物活性と抗菌性を同時に強化する処理方法は国内外でも例は少ない。窒化ケイ素コーティングによりチタンの生物活性、抗菌性と骨伝導性を強化する試みは、再生力・免疫力が低下した高齢者においても早期の骨結合の獲得と術後感染予防が可能となり、QOLの向上に大いに貢献できると考えられる。本研究は、生体材料学・歯科医学領域だけでなく、整形外科や形成外科領域においても大きなインパクトを与えると考えられる。
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