研究課題/領域番号 |
20K10060
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
|
研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
横山 正起 日本歯科大学, 生命歯学部, 准教授 (60312071)
|
研究分担者 |
志賀 博 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (50226114)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 小型軽量ポータブル装置 / 生体現象 / 夜間睡眠 / 筋電図 / 心電図 / ポータブル装置 / 生体現象記録システム / DA変換装置 / 睡眠 / ブラキシズム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、16チャンネルまで記録可能な小型軽量の無線LANを用いたバイオログシステムでヒトの夜間睡眠中の生体現象(咬筋筋電図、オトガイ筋筋電図、脳電図、心電図、呼吸運動図)に加え、動画を同期させ、オンラインリアルタイムでコンピュータのディスプレイに表示させる。 原波形の表示、咬筋筋活動の持続時間、振幅、積分値、平均心拍数、各睡眠段階の出現率、睡眠段階の移行の頻度などを表示するプログラムを開発する。 アーチアファクトを除外するアルゴリズムを考案し、アーチファクト除外後の筋活動を保存できるプログラムを開発する。
|
研究成果の概要 |
Bluetooth搭載小型軽量のポータブル装置を用いて、被験者の夜間睡眠中の両側咬筋筋電図、オトガイ筋筋電図、脳電図、心電図、呼吸運動図、眼球運動図を記録した。センサーデータ表示・記録ソフトウェアを用いて記録データの表示、保存を行った。次いで、保存したCSVデータより、複数チャンネルの表示、解析できるプログラムの作成を試みた。 その結果、夜間睡眠中の生体現象データを2チャンネルごとに保存できることが確認できた。2チャンネル毎のCSVデータを複数チャンネルが同時に表示可能なバイナリデータに変換することが可能であることが確認できた。筋電図と心電図の詳細な解析が可能となった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Bluetooth搭載小型軽量のポータブル装置を用いて、被験者の夜間睡眠中の両側咬筋筋電図、オトガイ筋筋電図、脳電図、心電図、呼吸運動図、眼球運動図の記録とCSVデータの表示が行えた。保存したCSVデータをテキスト・バイナリファイル変換プログラムを用いると、バイナリデータ(DATデータ)に変換が可能であり、その結果、生体現象の詳細な解析が可能となり、臨床応用できる可能性があることが示唆された。
|