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睡眠時ブラキシズムの脈波センサによる発生前検出と発生抑制システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K10070
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

瑞森 崇弘  大阪大学, 大学院歯学研究科, 招へい教員 (10200023)

研究分担者 原木 真吾  大阪大学, 大学院歯学研究科, 招へい教員 (70845982)
矢谷 博文  大阪大学, 大学院歯学研究科, 招へい教員 (80174530)
石垣 尚一  大阪大学, 大学院歯学研究科, 准教授 (40212865)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードブラキシズム / 睡眠 / 心拍亢進検出 / 予防 / 治療 / 心拍亢進 / 抑制刺激
研究開始時の研究の概要

睡眠時ブラキシズムとは睡眠中に無意識に行われる歯ぎしりやくいしばりのことで,騒音が同室者の睡眠障害の原因になるうえに,歯が異常にすり減るため咬みにくい,かぶせ物や入れ歯が壊れる,さらには歯の根が折れて抜歯になる,あるいは咬むための筋の疲労や疼痛の原因の一つとなります.しかし,根本的な治療法は存在せず,マウスピースで歯を保護するような対症療法的なものがほとんどです.
本研究では歯ぎしり等がおきる直前に生じる心拍数の亢進から発生の前兆を検知し,発生を抑制する装置を製作します.心拍亢進をもとに歯ぎしり発生を予知する装置は世界でも類例をみず,睡眠時ブラキシズムの画期的な治療法となるものです.

研究成果の概要

本研究で開発を目指した心拍亢進をもとにする装置は世界でも類例をみず,睡眠時ブラキシズム(睡眠中の歯ぎしりやくいしばり)の画期的な治療法となるものです.
令和2年度に心拍亢進検出装置を製作し,令和3年度は検出結果の精度確認ソフトウェア作成と抑制刺激発生装置を製作する予定でしたが,納品前の動作確認で問題が生じ,その対策のため納品が令和4年度に延期になったため,心拍亢進検出と抑制刺激発生を個別の装置で行うのではなく,単一の装置で心拍亢進検出と抑制刺激発生の両方を行うこととし,本年度にシステム開発を行いました.

研究成果の学術的意義や社会的意義

睡眠時ブラキシズム(睡眠中の歯ぎしりやくいしばり)は騒音による対人的な問題を起こすだけでなく,本人にも歯やあごに無理な力がかかり破壊的な影響をもたらすときもあります.しかし根本的な治療法は存在せず,対症療法的なものがほとんどで有効な対策の開発が求められています.
本研究では睡眠時ブラキシズム発生に先行して生じることが知られている心拍数の亢進から発生の前兆を検知し,発生を抑制する装置を製作しました.心拍亢進をもとにする装置は世界でも類例をみず,睡眠時ブラキシズムの画期的な治療法となるものです.

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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