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生活習慣病と歯周病の遺伝と社会要因の探索:プレシジョンメディシン実現を目指して

研究課題

研究課題/領域番号 20K10288
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関東北大学

研究代表者

木山 朋美  東北大学, 歯学研究科, 非常勤講師 (40756011)

研究分担者 佐々木 啓一  東北大学, 歯学研究科, 教授 (30178644)
小坂 健  東北大学, 歯学研究科, 教授 (60300935)
相田 潤  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80463777)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード歯周病 / 生活習慣病 / 糖尿病
研究開始時の研究の概要

肥満や2型糖尿病などの生活習慣病と歯周病との関連が注目されているが、両者がリスク要因を共有しているため、その相互関係の真の解明には至っていない。一方、健康状態の主な決定要因として、遺伝的要因と社会的決定要因が互いに影響を与えあうことが近年の研究で明らかになりつつある。そこで本研究では、互いに影響を与えあう遺伝的要因と社会的決定要因(社会環境、保健医療制度、経済状態等)を同時に網羅したアプローチ方法、さらに免疫学的な直接的評価を行い、生活習慣病と歯周病との関連を明らかにすることを目的とする。

研究実績の概要

肥満や2型糖尿病などの生活習慣病と歯周病との関連が注目されているが、両者がリスク要因を共有しているため、その相互関係の真の解明には至っていない。一方、健康状態の主な決定要因として、遺伝的要因と社会的決定要因が互いに影響を与え合うことが近年の研究で明らかになりつつある。そこで本研究では、遺伝的要因と社会的要因(社会環境、保健医療制度、経済状態等)を同時に網羅したアプローチ方法と、さらに、免疫学的な直接的評価を行い、生活習慣病と歯周病との関連を明らかにすることで、「歯周病対策を組み込んだ生活習慣病予防プログラムを確立」することを目的としていた。
2021年度には、2020年度に引き続き、東北大学東北メディカル・メガバンク機構における大規模ゲノムコホート追跡調査、歯科臨床データの収集、口腔領域データのクリーニング、データベース構築を行った。この調査では、歯科医師による口腔内検査(歯周病の調査含む)、遺伝子検査、医師による問診・各種機能検査、質問紙による社会的決定要因の調査が盛りこまれている。
また、遺伝的要因の検証のため、解析の基盤となる歯周病リスク遺伝子、肥満リスク遺伝子、2型糖尿病リスク遺伝子について、各疾患との解析を行うための文献検索を行った。また、前年度の実験に加え、各疾患関連遺伝子サイレンシング細胞株の作製、および、同細胞を用いた歯周病菌による刺激に対する炎症反応と細胞の応答に関する評価を行うため、文献レビューを行った。これにより、口腔内の炎症と歯周病、生活習慣病との関係を検証するベースを整えた。

報告書

(2件)
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2022-12-28  

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