研究課題/領域番号 |
20K10314
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
朝比奈 真由美 千葉大学, 医学部附属病院, 特任教授 (00302547)
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研究分担者 |
石井 伊都子 千葉大学, 医学部附属病院, 教授 (00202929)
酒井 郁子 千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (10197767)
山田 知子 (稲川) 千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (30714852)
伊藤 彰一 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (60376374)
横尾 英孝 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (70724657)
井出 成美 千葉大学, 大学院看護学研究院, 准教授 (80241975)
馬場 由美子 千葉大学, 医学部附属病院, 副看護師長 (80375906)
臼井 いづみ 千葉大学, 大学院看護学研究院, 特任講師 (80595984)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 専門職連携教育 / グローバル医療者教育 / 交換留学 / 地域医療 / 地域ケア / 健康の社会的決定要因 / SDH教育 / 地域ケア教育 / 地域包括ケア / 地域包括ケア教育 / グローバル教育 / 地域医療教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は英国レスター大学と協働して日本における地域包括ケア実践における専門職連携教育(IPE)プログラムの構築とともに、医療系学部の学生を交換留学により海外大学の地域包括ケアIPEプログラムに参加させ、グローバルな視点から地域包括ケアについての学習ができる「グローバル・地域包括ケアIPEプログラム」の構築を目指すものである。海外の研究者や地域の医療者、学生との協働によりプログラム開発を行う。さらに本研究で開発した学習プログラムを通じて学生は、国内外の地域医療を経験し学習することができ、地域包括ケアのグローバルスタンダードの理念を持ちながら、国内外での地域医療を支える人材となることが期待される。
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研究成果の概要 |
英国大学と協働して地域ケア実践における専門職連携教育(IPE)プログラムを構築し,医療系学部の学生がグローバルな視点から地域ケアについて学修する「グローバル地域ケアIPEプログラム」の交換留学を目的とした研究である.コロナ前に開始された英国大学との地域ケアIPEプログラム交換留学の共同研究について,対面実習や海外渡航が中止となった期間中もさらに協議を進めた.2023年度に英国を含む海外3大学との協働,すべての学部の学生と大学院生を対象とした「グローバル地域ケアIPEプラス」に発展的に統合され,健康の社会的決定要因の学修を目的とした効果的なプログラムとして交換留学を再開することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究のプログラムは健康の社会的決定要因の学修を多職種の学生と共に国内外の地域で行うものである.WHOは「すべての人々が,必要な時に,必要な場所で,経済的な苦労をすることなく,必要な質の高い保健サービスをフルに利用できる.これは,健康増進から予防,治療,リハビリテーション,緩和ケアに至るまで,ライフコースを通じた必要不可欠な保健サービスの全過程をカバーする.」の推進のために地域ケアを創生する人材を育成することを提唱しているが,「グルーバル地域ケアIPEプラス」の構築は国際的な視野を持って地域ケアを創生する人材の育成に貢献できるものであると考えている.
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