研究課題/領域番号 |
20K10320
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
山本 寛 滋賀医科大学, 医学部, 非常勤講師 (00283557)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 高度肥満症 / 肥満外科手術 / 費用対効果 / 多施設共同研究 / 腹腔鏡下スリーブ状胃切除術 / 肥満外科治療 / 肥満内科治療 / 日本肥満症治療学会 / リアルワールドデータ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は, 第一に実臨床における我が国の高度肥満症に対する内科および外 科治療費ならびに治療効果の現状を把握することである. さらにQOLに及ぼす影響に ついても検討し, 内科治療に対する外科治療の費用対効果を検証する. 本研究は, 日本肥満症治療学会の学術推進委員会の支援の下, 肥満外科手術認定施 設を中心とした19施設による多施設共同研究であり, わが国の高度肥満症治療のリア ルワールドのデータを収集することが可能となるであろう.
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研究実績の概要 |
本研究の目的は, 第一に実臨床における我が国の高度肥満症に対する内科および外科治療費ならびに治療効果の現状を把握することであり、内科治療に対する外科治療の費用対効果を検証することであった。コロナ禍, 患者登録が進まず研究が停滞し、本助成期間(R2-4)の患者登録数は、当初の予定登録数400例の約1/4に留まった。このため、研究機関内に、研究目的は達成できなかったが、コロナの収束で、研究の継続が可能で、以下の対策を講じ、今後、研究目的を達成し、肥満症治療の費用対効果のエビデンスを創出して行きたいと考えている。現在、研究を加速化するために、以下のいくつかの研究環境を整え、科研費の延長申請により、研究を継続しており、R5度内をめどに、QOL解析、費用分析の中間解析を公表予定である。 ・日本肥満症治療学会のサポートの下、学会員に呼びかけ、共同研究施設を当初の19施設から38施設に倍増し、患者登録を推進した。 ・解析チームに慶応義塾大学のグループが入り、解析の質的向上においてもマンパワーにおいてもパワーアップした。 ・EDC(Electric Data Capture)による患者登録システムを導入し、患者登録の簡素化・研究の質の向上につながった。 ・研究事務局を固定化し、共同研究グループへの患者登録状況と医療経済記事の定期配信を行い、また、共同研究施設における研究計画書改訂版の倫理審査・承認をスムーズに行えるようにサポート体制を構築した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍、多くの共同研究施設において、実臨床を継続しつつ、多施設共同研究を推進することが極めて困難であった。そのため、患者登録が、当初の予定に比べ、大きく遅延した。 日本肥満症治療学会の理事長企画や関連学会、さらに機関誌「肥満症治療展望」への投稿など、積極的に本研究の啓発は行ったが、患者登録が滞り、当初の目的である費用対効果の結果公表には至らなかった。
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今後の研究の推進方策 |
まずは、38施設に増加した共同研究施設からの患者登録を進めるための、事務局運営や共同研究施設のサポートを中心に、研究を加速するための手段を前述のように行いつつ、今年度(R5)をめどにQOL解析、費用分析の中間解析を公表予定である。
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