研究課題/領域番号 |
20K10351
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
矢嶋 宣幸 昭和大学, 医学部, 教授 (70384360)
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研究分担者 |
渥美 達也 北海道大学, 医学研究院, 教授 (20301905)
宋 龍平 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (20843824)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 全身性エリテマトーデス / アプリケーション / 治療アプリ |
研究開始時の研究の概要 |
全身性エリテマトーデスは再燃が多い疾患である。薬剤コンプライアンス低下、疾患に対する認識不足など患者側の要因で再燃することは少なくなく、通常の生活指導や疾患教育は専門医の偏在などから効果は限定的である。そこで我々は、SLE患者を対象とした”治療”スマートフォンアプリにより行動変容を促し患者アウトカムを改善させるのではとの発想に至った。本研究は、症状モニタリング、リマインド、教育を通じモバイルヘルスシステムを開発することから高いオリジナリティを有し、簡便で均一な医療の提供を目的としている。アプリによって患者アウトカムがよくなるだけでなく、診療構造自体を効率化させ患者アウトカムの改善が期待できる。
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研究実績の概要 |
全身性エリテマトーデスは再燃が多い疾患である。薬剤コンプライアンス低下、疾患に対する認識不足など患者側の要因で再燃することは少なくなく、通常の生活指導や疾患教育は、専門医の偏在などから効果は限定的であると考えた。そこで我々は、SLE患者を対象とした”治療”スマートフォンアプリにより行動変容を促し患者アウトカムを改善させるのではとの発想に至った。本研究は、世界中で報告のない症状モニタリング、リマインド、教育を通じモバイルヘルスシステムを開発することから高いオリジナリティを有し、簡便で均一な医療の提供を目的としている。具体的な研究目的は、①SLE活動性の全般的評価が可能な尺度に関する先行研究の系統的レビュー、②症状モニタリング・リマインド・教育機能を有する“治療”スマートフォンアプリ開発、③開発したスマートフォンアプリを用いた介入研究である。 2020年度は、SLE活動性や副作用などの症状をPROで抽出するために、疾患活動性尺度、QOL指標、RCTなどの先行研究の文献レビューを実施した。その結果83itemの候補を抽出した。その後、パネル委員会を経て、54項目の症状を抽出した。 2021年度は、アプリケーションのプレモデルを開発し、症状モニタリングを開始した。また、RCTプロトコルを作成を行っている。 2022年度は、アプリケーションのプレモデルを使用してデータ収集を200名行った。現在その解析中である。その知見を活かしてRCTのプロトコールを作成中である。 2023年度は、倫理申請、モニター会社との契約などRCT開始の準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年4月からCOVID-19感染症に対する診療および調整業務が増大し当事業へのエフォートが大きく割かれアプリケーション開発に遅延が生じた。その結果、プレテスト、RCT実施期間への影響が継続している。
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今後の研究の推進方策 |
チーム構築、モニター会社との契約準備が完了し2024年度中にRCTを実施予定である。
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