研究課題/領域番号 |
20K10575
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 東京都立大学 (2023) 東京女子医科大学 (2020-2022) |
研究代表者 |
國江 慶子 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (80748898)
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研究分担者 |
武村 雪絵 東京大学, 医学部附属病院, 看護部長 (70361467)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 他施設研修 / 実践参加 / 人材育成 / 多機能 / 他施設での学習 / 看護実践 / 他施設参加 |
研究開始時の研究の概要 |
地域包括ケアシステムにおいて、良質なケアを継続的に提供する人材の育成体制の構造化が不可欠である。本研究の目的は、看護職を対象とした、シームレスケアの実現に向けた「他施設実践参加型人材育成プログラム」を構築することである。 看護部門責任者や看護師を対象に、他施設での学びに関するインタビュー調査及び質問紙調査を実施する。分析結果を統合し、他施設で学ぶ人材育成の具体的方策を検討し、他施設実践参加型人材育成プログラムを構築する。
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研究実績の概要 |
看護職を対象とした「他施設実践参加型人材育成プログラム」を構築するため、地域内外の他施設との学習機会についての現状、その意義についての調査を企画した。今年度は調査を企画したが、新型コロナ感染症の感染症法の分類が5類に移行し、制限されていた他施設での実践研修が再開した施設もあったがその施設数また派遣者数、派遣日数は非常に限られる状況にあった。多機能を有する施設も同様の状況にあった。新型コロナ感染症拡大前の他施設研修経験について情報収集を行った。感染拡大前の経験であり、振り返りでの語りが多かったが、学習機会の有用性やニーズがあることは確認された。また、現在オンラインも含め他施設を理解する機会や方法として、今までとは異なる新たなアプローチがあることも確認された。その一方で、他施設での実践を実際に現場でのみ経験できる学びがあることも示された。 計画の一部変更を行い、オンライン等Withコロナ時代での他施設参加の可能性を含め、他施設への派遣研修の実績のある施設での調査を企画したが、その対象は選定は困難であった。そのため、他施設・他機能の施設での実践の捉え方、現施設・現機能での実践上、理解することがよりよいケアに繋がる情報、他施設での研修の二-ズや展望を含め検討し調査することで、今後の人材育成についての知見が得る予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナ収束後も継続する実践上の影響及び研究者の異動に伴い調査の企画、対象の選定が困難であったため
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今後の研究の推進方策 |
調査対象及び調査項目の一部を変更し、その結果からデータ分析を行う。
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