研究課題/領域番号 |
20K10578
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
田辺 有理子 横浜市立大学, 医学部, 講師 (20448616)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 看護学 / 感情マネジメント / 医療介護福祉 / 現任教育 / 虐待 / 暴力 |
研究開始時の研究の概要 |
医療介護福祉分野で患者や利用者への不適切な対応や虐待を防止するため、援助職自身の感情マネジメントが求められている。そこで、怒りに着目した感情教育プログラムを構築・実施し、怒り、衝動性、攻撃性などを指標として教育の効果を検証する。 より効果的な教育モデルを構築するため、学習ニーズに応じたプログラム内容を検討するとともに、集合教育と小規模グループ学習、1回研修と反復学習による教育効果を比較検証する。これにより医療介護福祉職への効果的なメンタルヘルスケア教育を提案し、良好な精神状態で質の高いケアを提供できる環境づくりに貢献する。
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研究実績の概要 |
医療介護福祉分野で患者や利用者への不適切な対応や虐待を防止するため、援助職自身の感情マネジメントが求められている。本研究では、医療介護福祉職の怒り感情に着目した感情教育プログラムを構築・実施し、怒り、攻撃性などを指標として教育の効果を検証する。より効果的な教育モデルを構築するため、学習ニーズに応じたプログラム内容を検討するとともに、プログラムの実施形態として集合教育と小規模グループ学習、1回研修と反復学習による教育効果を比較検証する。これにより医療介護福祉職への効果的なメンタルヘルスケア教育を提案し、良好な精神状態で質の高いケアを提供できる環境づくりに貢献する。 本研究は、先行する研究課題(17K12164)で実施した教育プログラムおよびその効果測定の調査を踏まえ、引き継いだ研究課題である。先行課題では、講義とグループワークによる演習を組み合わせた教育プログラムを整備した。2020年度は、先行課題において収集したデータを分析し、研究プログラムの改訂のための課題を抽出した。2021年度は看護職に実施した教育プログラムの効果測定について論文を投稿し、2022年度に採択掲載された。 本研究では教育プログラムの実施と評価を計画していたが、COVID19の影響により研修が中止やオンラインへの変更、時間や規模の条件を統一できず、実施を見合わせていたが、2023年度から実施し、2023年度は教育プログラム実施群とコントロール群を12名ずつの募集で、4グループの評価を実施した。次年度は、募集を継続してデータを蓄積し効果を検証し、研究成果の論文投稿を進める。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
先行する研究課題(17K12164)で実施した教育プログラムおよびその効果測定の調査の結果分析を進め、効果を維持するための課題を導いた。また、その課題を踏まえ本研究で改善した教育プログラムの実施に向けて、小規模で継続して効果測定を行うための対象施設の選定を行った。反復学習のための日程と参加者の募集、あわせて施設内でのコントロール群を設定して効果測定を実施できる施設および病院4か所の協力を得て、施設ごとに2時間の教育プログラムを1か月ごとに3回実施し、さらにその3か月後に評価のアンケートを実施している。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間を通して、教育プログラムの実施と修正、効果測定を繰り返し、データを蓄積・分析し、成果を公表する。教育プログラムの対象の職種などのグループ選定、教育プログラムの実施の規模や回数などを調整して実施を進めている。今後の研究の推進方策としては、職種ごとの解析を進めるため、看護職・介護職・福祉職の比較のため研究参加者の職種のバランスを取るため募集の職種を調整しながらデータを蓄積し、データの分析および研究成果の論文化を進める予定である。
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