研究課題/領域番号 |
20K10619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 |
研究代表者 |
大津 廣子 鈴鹿医療科学大学, なし, 客員教授 (70269637)
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研究分担者 |
林 暁子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 助教 (90741257)
永田 佳子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 助教 (20867402)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 看護技術指導 / ナーシングスキルオノマトペ / 看護教員 / 若者 / 動作イメージ / 看護技術の指導 / オノマトペ / 看護技術 |
研究開始時の研究の概要 |
先に実施した「看護教員の看護技術演示力と指導言語の連関」研究より、寝衣交換技術の学内演習において、視覚的情報を補完する指導言語にオノマトペを用いた指導が、寝衣交換技術の修得率向上に影響することが明らかなった。そこで、先の研究をさらに深め、看護技術教育で学生に修得させたい各種の看護技術の指導に有効なオノマトペを抽出・精選し、看護技術を教える看護教員の看護技術教育力の向上に役立つナーシングスキルオノマトペデータベースの構築を行う。
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研究成果の概要 |
【目的】看護教員が看護技術指導時に使用しているナーシングスキルオノマトペ(以下、オノマトペと呼ぶ)の実態を明らかにし、技術指導力向上に役立つデータベースを構築する。【方法】看護教員に対する質問紙調査と若者(19歳から21歳)を対象にしたWEBによるアンケート調査。【結果】看護教員が用いているオノマトペは、「そっ」が最も多く、次いで「ぴったり」、「すっ」などであり、これらのオノマトペを用いた動作に対する若者のイメージは、看護教員と同じ動作イメージを有していた。収集された10531語のオノマトペは、「素早さ」「正確性」「瞬時性」に分類された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、看護教員が技術指導に使用しているナーシングスキルオノマトペの特徴を明らかにすることができ、ナーシングスキルオノマトペのデータベースの一部を構築することができた。このデータベースは、看護技術の指導経験の浅い教員が、効果的な技術指導を実施することに役立ち、看護教員の技術指導力の質向上に貢献できる。
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