研究課題/領域番号 |
20K10647
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
浅野 きみ 金沢医科大学, 看護学部, 講師 (10735351)
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研究分担者 |
紺家 千津子 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (20303282)
野口 美樹 金沢医科大学, 医学部, 講師 (00387359)
井口 雅史 金沢医科大学, 大学病院, 准教授 (90401918)
道合 万里子 富山大学, 学術研究部医学系, 講師 (40515673)
中島 由加里 金沢大学, 保健学系, 助教 (40846680)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 乳がん術後 / リンパ浮腫 / 非造影CT / リンパ浮腫予測 / エラストグラフィー |
研究開始時の研究の概要 |
リンパ節郭清を伴った乳癌術後患者には、術後にリンパ浮腫発生のリスクを伴う。術後の経過観察では腋窩部位のCT撮影が行われているが、このCT画像の中にリンパ浮腫が発生するかしないかのマーカーとなるものが含まれている可能性があり、このマーカーを見出し、早期リンパ浮腫の発見や介入につなげることが本研究の目的である。早期にリンパ浮腫の兆候を見つけ出すために、腋窩のリンパ節の観察をリンパ浮腫が発生した群と発生しない群で、術後の単純CT画像と超音波エコー、エラストグラム、外観を観察する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、乳癌術後にリンパ浮腫が発生するかしないかを予測するツールの開発である。リンパ浮腫発生の予測に関しては、現時点では有用な予測ツールが開発されていない。予測ツールが存在すれば、リンパ浮腫の初期の段階で徒手的リンパマッサージや弾性着衣や多層包帯法の実施、リンパ管皮静脈吻合術の初期からの介入が行える。また、患者にとってもリンパ浮腫の発症は心理的な衝撃でありうるが、初期段階での介入開始により悪化を回避できる可能性があることで、蜂窩織炎の発症予防や前向きな浮腫悪化の予防対処行動がとれる。本研究は、術後の経過観察として行われている単純CT画像からリンパ浮腫発生を予測することを目指しており、これにより新たなる患者の身体的、時間的、経済的な負担が生じない。 初年度以降、コロナ禍の影響で研究協力施設の協力が得られず、研究方法や分析のための文献の検討にとどまってしまい、進捗は大幅に遅れた。また、乳がん術後の経過観察方法である対象者の放射線被爆量増加の影響を鑑みて、影響のない範囲でのCT撮影範囲・分析方法に変更した。現在は倫理審査の承認を得て調査中の状況である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍の影響や、被験者の安全性と目的達成のための撮影方法の検討により、当初予定していた調査方法を再検討するところに時間を要してしまい、調査開始が遅れた。
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今後の研究の推進方策 |
現在、データの蓄積中であり、目標数を達成次第、分析を行う予定である。
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