研究課題/領域番号 |
20K10649
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 京都先端科学大学 |
研究代表者 |
西田 直子 京都先端科学大学, 健康医療学部, 客員研究員 (80153881)
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研究分担者 |
北原 照代 滋賀医科大学, 医学部, 特任准教授 (20293821)
辻村 裕次 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (40311724)
江頭 典江 京都先端科学大学, 健康医療学部, 嘱託講師 (70547463)
村田 優子 京都先端科学大学, 健康医療学部, 助教 (90813345)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 避難所 / 生活環境 / 河川水害 / 情報提供 / バリアフリー / 障がい者 / 高齢者 / バリアフリー環境 |
研究開始時の研究の概要 |
研究目的は,(1)河川氾濫による水害時の高齢者・障がい者が避難する場合の避難所の生活環境や移動等の情報をホームページから収集できるサイトを開発すること,および(2)そのサイトによって収集されたバリア情報の正確性や適切性を評価し,高齢者・障がい者にとって安全で適切な避難所環境となるための資料を作成し,ホームページ掲載と適切な避難所を選択できるための資料とすることである.(3)避難所の関する情報をホームページで掲載し、その情報の正確性や適切性をホームページ上で調査を行い検証することである。
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研究実績の概要 |
目的:京都市西京区桂川周辺の河川氾濫の水害による地域に生活している高齢者や障がい者が避難するための避難所のバリアフリーを考慮した生活環境の情報公開を行い、その有用性を明らかにする目的で、今回作成した「京都市西京区避難所マップ」の評価をホームページ上で行い,課題を明らかにすること。 方法:対象施設は京都市西京区にある指定避難所36か所のうち「京都市西京区避難所マップ」に掲載した22か所。2022年9月~12月に調査依頼ページ(https://kyoto-hinan.org/preparation/)を掲載し、このサイトの適切性を知るために検証調査を行った。2023年3月時点で回収は14名と少なく、2023年12月まで調査期間を延長した。了解が得られた和歌山支部31部、中部支部40部、三重支部25部をブロック長に郵送し協力を依頼したが回収は得られなかったので、14名の回答で集計を行うことにした。調査内容は、避難場所の認知、ホームページで気になる点、適切性,不安等である。 結果:災害時の避難場所の認知は「知っている」が57%,避難所で気になる点は、入口のスロープのスロープの横の段差、車いすがスムーズに通れる、すべり止めが必要、スロープのおりた所に傘立てがある等であった。高齢者や車いす利用者の避難所として不安点点としては、段差などがないか気になる、車いす子利用者の場合、トイレにかかる時間が相当長くなるので、車いす対応のトイレの数が少ないのは問題、一人暮らしだとすぐに避難ができないためすぐに行けるように人の手配が必要等であった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
協力の得られた22か所の避難所施設を掲載したホームページ「京都市西京区避難所マップ」(https://kyoto-hinan.org/preparation/)のサイトの適切性を知るために検証調査を行ったが、2023年時点の回収は14名と少なく、2023年12月まで調査期間を延長した。了解が得られた和歌山支部31部、中部支部40部、三重支部25部をブロック長に郵送し協力を依頼したが、回収が得られず、回収期間を延長しデータ数を増やそうと考えた。しかし、対象者の増加が得られず、14名の回答者で集計を行い、調査データの整理をすることにしたため、やや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
検証調査の回収期間を延長し、対象者数を増やそうと考えたが、対象者の増加が得られなかったので、14名の回答者で集計を行うことにし、調査データのまとめを行う予定である。
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