研究課題/領域番号 |
20K10683
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
社本 生衣 岐阜大学, 医学部, 准教授 (40593512)
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研究分担者 |
石原 由華 椙山女学園大学, 看護学部, 教授 (30369607)
水野 暢子 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (80338201)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 頭部浴 / 湯循環式洗髪システム / 看護技術 / 洗髪 / 生理的指標 / 汚染除去 / 洗髪システム |
研究開始時の研究の概要 |
ベッド上で実施される洗髪はケリーパッドなどを使用し実施するため,使用できる湯量にも限界があり洗浄する為にかけ流すことが精一杯という現状である.洗髪には,感染予防,清潔の保持以外に爽快感が得られるなどの効果もある.しかし,現状の洗髪方法では精神的な効果が得られていないのではないかと考えた.温熱効果が期待できる援助には,全身浴,部分浴があるが頭部浴は実施されていない.今回,開発した洗髪システムで洗浄槽にも湯だまりができ頭部を湯にしたしながら洗髪を実施したところ被験者から快の感情の出現があった.頭部を湯に浸水させておこなう頭部浴洗髪を新たな看護ケアとして提案したいと考えその効果について検証を行う.
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研究成果の概要 |
本研究は,頭部を湯に浸水させておこなう頭部浴洗髪を新たな看護ケアとして提案するため,その効果を検証することを目的に実施した.本研究で使用した湯循環式洗髪システムは常に湯を循環させているため湯が冷めることもなく,さらに適度な湯の揺れを作ることができた.そのため,生理的及び心理的な安寧が生まれた.汚染除去についても湯をため頭髪を揺らしながら実施することで効果的に汚染を除去することができた.また,洗髪によっておこる気化熱が原因の寒気による苦痛や身体的影響については解決できる方法であると示唆した.今後は,湯循環式洗髪システムがない場合,湯を溜めただけの場合の効果的な方法を構築することを課題とする.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭部を浸水しながら洗髪を行う頭部浴洗髪方法について、汚染除去効果,心身への効果及び影響について検証行い,浸水時間,湯の温度,浸水部位など具体的な方法が確立でした.. 普段行う洗髪が単なる清潔ケアではなく頭部を浸水する新たな看護技術して確立できたことは,感染予防,清潔の保持に加え,爽快感や心地よさといった精神的安寧を高めることができる洗髪が実施でき,看護の質の向上につなげることができると考え,意義は高いと考える.
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