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呼吸器疾患患者に対するリハビリテーション方策(振動刺激療法)の新規開拓

研究課題

研究課題/領域番号 20K10709
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

井上 貴行  名古屋大学, 医学部附属病院, 主任理学療法士 (40749272)

研究分担者 阪本 考司  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (00635633)
岡地 祥太郎  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (30742407)
岡田 貴士  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (60787795)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード呼吸器疾患 / 振動刺激療法 / 運動療法 / 理学療法 / 振動刺激 / リハビリテーション / 骨格筋
研究開始時の研究の概要

従来のリハビリテーション(リハ)の主要な方策は運動療法であるが、呼吸器疾患患者には軽労作でも重度の低酸素症状を来す患者や循環動態の不安定な患者など積極的な運動療法が行えない症例が数多く存在するため、運動療法の代替手段の開発が必要となっている。一方、振動刺激(VS)には筋萎縮の抑制や筋力の増大などの効果があることが報告されており、運動療法の代替手段となり得ることが実証されつつある。そこで本研究は、呼吸器疾患患者に対してVSを用いたリハを行うことで、筋萎縮や筋力、体力、日常生活動作、生活の質の低下を予防および抑制、さらには改善する効果が得られるかを網羅的に無作為化比較対照試験により検証する。

研究実績の概要

従来のリハビリテーションの主要な方策は運動療法であるが,呼吸器疾患患者には軽労作でも重度の低酸素症状をきたす患者や循環動態の不安定な患者など積極的な運動療法が行えない症例が数多く存在するため,運動療法の代替手段の開発が必要となっている.一方,振動刺激には筋萎縮の抑制や筋力の増大などの効果があることが報告されており,運動療法の代替手段となり得ることが実証されつつある.
そこで,本研究は呼吸器疾患患者に対して振動刺激を用いたリハビリテー ションを行うことで,筋萎縮や筋力,体力,日常生活動作,生活の質の低下を予防および抑制,さらには改善する効果が得られるかを無作為化比較対照試験により網羅的に検証するため,2023年度は振動刺激療法を行う上での至適条件などを検索する予備的な検討を行う予定で計画していた.
2023年度は,まずは振動刺激を行う上での至適条件などを検索するため,健常成人や呼吸器疾患患者を対象に,振動刺激の各種パラメータを設定し,実際に介入を行った前後での患者の状態変化を検討する予定であったが,実施環境の整備や対象となる健常成人,患者の取り込みに難渋し,検討を行うに至らず,計画の見直しを行うに留まっている.なお,介入効果を検討する上の評価方法については,すでに研究対象外の症例で実施するなどし,習得は進んでいる.また,研究に必要な機器の購入など,実施環境の整備は一部ではあるが済んでいる状況である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2023年度の計画は,呼吸器疾患を有する患者を対象に振動刺激の各種パラメータを設定し,実際に介入を行った前後での患者の状態変化を検討する予定であったが,対象となる患者の取り込み,実施環境の整備に難渋し,データの収集が十分には進まなかった.

今後の研究の推進方策

2024年度は実施環境の整備を早急に進め,対象の取り込みを行い,実際に振動刺激療法を用いた介入を施行し,運動療法との併用効果の検証を進める.2023年度 は実際に振動刺激装置を購入して実施するには至らなかったため,2024年度に購入し,実施を進めていく.また,振動刺激療法を用いた介入を優先的に行い,得られた情報の解析,公開を順次行っていく予定である.

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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