研究課題/領域番号 |
20K10721
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
松浦 誠 岩手医科大学, 薬学部, 特任教授 (00405846)
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研究分担者 |
木村 祐輔 岩手医科大学, 医学部, 特任教授 (30364368)
齋野 朝幸 岩手医科大学, 医学部, 教授 (40305991)
藤澤 美穂 岩手医科大学, 教養教育センター, 講師 (60625838)
横田 眞理子 岩手医科大学, 看護学部, 特任講師 (70825512)
三浦 幸枝 岩手医科大学, 看護学部, 教授 (50825510)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | がん性疼痛 / ストレス / 唾液アミラーゼ / 精神的苦痛 / 心理的指標 / ストレスマーカー / 全人的苦痛 |
研究開始時の研究の概要 |
がんは、我が国において国民の2人にひとりががんに罹り、3人にひとりががんで死亡している。がん患者の多くはがん性疼痛による身体的痛みに加え、精神的な苦痛、社会的な苦痛、霊的苦痛など多様な苦痛を抱えている。精神的な苦痛、社会的な苦痛、霊的な苦痛などについては、心理面の評価を行うことが必要であるが、従来の評価方法によって苦痛を評価することは困難となっている。 そこで、本研究は、全人的苦痛とそれがもたらすストレスの関係に着目し、ストレス状況について唾液アミラーゼ測定を利用して把握することにより、がん患者のメンタルヘルスの可視化を行い、疼痛とストレス評価系の構築をめざすことを主眼とする。
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研究実績の概要 |
本研究はがん性疼痛がもたらすストレスの関係に着目し、ストレスを簡易的かつ客観的に評価することができる唾液アミラーゼ中のストレスマーカーを指標とす ることで、がん患者のメンタルヘルスの可視化を試み、がん性疼痛の苦痛評価の一つとして位置づけることでがん緩和領域におけるがん性疼痛とストレス評価系 の構築を目指すことを目的とした。今年度は①がん性疼痛とストレスの関係について数値化すること、②心理的精神的苦痛とストレスの関係について数値化する ことを到達目標としたが、新型コロナウイルス感染症拡大により、がん患者を対象として唾液アミラーゼ採取が実施出来ない状況が続いたため研究の継続を断念した。
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