研究課題/領域番号 |
20K10745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
大原 千園 関西医科大学, 看護学部, 講師 (90376202)
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研究分担者 |
田所 良之 東京医科大学, 医学部, 准教授 (50372355)
田中 貴大 東京医科大学, 医学部, 助教 (60866721)
河井 伸子 大手前大学, 国際看護学部, 教授 (50342233)
瀬戸 奈津子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (60512069)
村内 千代 関西医科大学, 看護学部, 講師 (00824278)
清水 安子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50252705)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | パーキンソン病 / 身体性 / 看護援助指針 / 看護実践 / 対象理解 / 神経難病 / 看護学 |
研究開始時の研究の概要 |
パーキンソン病患者は、様々な症状や治療薬の副作用で、調子の良い時と悪い時が存在し、それらの症状や進行の程度は数値で判断できないという特徴がある。看護師は患者のもつ身体感覚を共有する力と客観的な観察力に頼るしかない。そこで、看護師のアセスメント力を強化し包括的な患者理解を目指すため「パーキンソン病患者の身体性を意識した看護援助指針」を作成し、臨床看護師の実践を通して、看護援助指針の開発と検証を行う。
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研究実績の概要 |
パーキンソン病患者は、疾患特有の症状に加え、治療薬の副作用で1日の中でも調子の良い時と悪い時が存在する。また、それらの症状や進行の程度を、血液データや各種検査といった数値で客観的に判断できないという特徴があり、看護師がパーキンソン病患者の身体状態を理解するためには、患者のもつ身体感覚を共有する力と看護師の客観的な観察力に頼るしかない。先行研究(Ohara 2017)の結果より、身体性に着目することで、それらパーキンソン病患者の特徴を踏まえたアセスメント能力の強化に繋がるのではないかと考え、「パーキンソン病患者の身体性を意識した看護援助指針(案)」を作成した。本研究では、臨床看護師による実践を通して、指針が看護師にどのように理解され、どのような実践に繋がり、どのように指針が修正されるのかを明らかにすることで、その実用性と有用性を高めることを目的とする。 2022年に倫理審査委員会の承認が得られ、すみやかにデータ収集が開始される予定であったが、COVID-19の影響を受け、研究対象施設の確保に時間を要した。 2023年2月より、脳神経内科を専門とするA病院、B訪問看護ステーション、脳神経内科のある方が多く入所されているC施設に勤務する看護師、計9名を対象とし、看護援助指針(案)を活用した看護実践とフォローアップ、振り返りを含むインタビュー調査を実施した。B訪問看護ステーションへ勤務している看護師1名は、利用者の療養先の変更に伴い、途中で看護実践継続が困難となり中止となった。現段階では8名が対象となっている。8名のインタビュー調査は終了し、現在はデータの分析段階である。今年度は、分析終了後、結果の公表を予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
対象施設の確保に時間を要したため、やや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
現在、データの分析段階である。定期的に、研究分担者との会議を設け、研究の方向性や内容の確認を行う。分析終了後、結果の公表を予定している。
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