研究課題/領域番号 |
20K10750
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
|
研究機関 | 日本赤十字広島看護大学 |
研究代表者 |
中信 利恵子 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (40341242)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | がん看護 / 災害への備え / がん患者 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、予想を上回る大規模な災害が以前に増して発生し、医療従事者は災害対応への組織的な備えが必要であり、がん看護に携わる医療者も同様である。また、通院治療を継続しながら在宅療養を行うがん患者自身も災害時に自分自身も対処できるために備えておく必要性がある。 本研究は、通院治療を継続しながら在宅療養を行うがん患者およびがん看護に携わる看護師の災害への備えと対応の現状を明らかにし、災害時における通院治療を行うがん患者に必要な備えと、がん看護における災害時の支援体制の構築について示唆を得ることを目的として、がん患者および看護師の両方の視点から調査を行う研究である。
|
研究実績の概要 |
近年、予想を上回る大規模な災害が以前にも増して発生し、医療従事者は災害対応への組織的な備えて必要であり、がん看護に携わる医療従事者も同様である。また、通院治療を継続しながら在宅療養を行うがん患者自身も災害時に対処できるために備えておく必要がある。 本研究の目的は、通院治療を継続し在宅療養を行うがん患者、およびがん看護に携わる看護師のこれまでの災害への備えと対応の現状を明らかにし、災害時における通院治療を行うがん患者に必要な備えと、がん看護における災害時の支援体制の構築について示唆を得ることである。通院治療を行うがん患者およびがん看護に携わる看護師の両者の視点から明らかにすることで、多面的な分析に繋がる。 今年度研究に関する情報収集と文献検討を実施した。さらに、面接調査の実施に向けて、研究倫理審査を受審し承認を得て、まずは看護師への面接調査を開始し始めた。当初、予定していたがん患者への調査は、看護師への調査を実施後に取り組んでいく予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍で教育や業務にかかる比重が大きく、研究にかける時間の確保が困難な状況で、研究当初の予定よりも遅れつつ進めてきている状況である。 研究対象者の確保も可能な状況になってきており、今年度、少しずつ研究を進めて、調査開始に至ることができている。
|
今後の研究の推進方策 |
看護師への面接調査について、研究倫理審査の承認を得ることができたため、令和6年度はがん看護に携わる専門看護師・認定看護師への調査を実施する。さらに、質問紙調査およびがん患者への調査を進めていく。データ分析結果の統合と考察の実施には時間がかかることが予測されるため、研究期間の延長を視野に入れて、計画を進めていく予定である。 今後、研究の遂行にあたり、研究協力者を確保して協力を得て実施できるように努める。また、バイアウト制度の利用も検討し、研究推進を図る。
|