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フィンランドの対話型子育て支援法を用いた専門家への包括的教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K10769
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関東都大学 (2022-2023)
京都大学 (2021)
東京医科大学 (2020)

研究代表者

上野 里絵  東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 教授 (20598677)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードフィンランド / 対話 / 子育て支援 / 教育プログラム / 専門家 / 精神疾患を有する親 / 包括的教育プログラム
研究開始時の研究の概要

日本ではエビデンスに基づく精神疾患をもつ親とその子どもへの支援法は確立されておらず、専門家へのサポート体制もほとんど整備されていない。専門家の多くは、支援に関する知識や技術不足などの困難がある。本研究は、フィンランドのエビデンスに基づく家族中心の対話型子育て支援法“Let’s Talk About Children”を用いた専門家への包括的教育プログラム開発と効果評価、普及活動を目的に実施する。

研究実績の概要

都内精神科訪問看護ステーションにて、LTC(Let's talk about Children)を用いた親子・家族支援に関する専門家への教育効果を検証することを目的とし、研究参加への同意を得た者を対象に下記の方法にて研究を実施した。
(1)LTCを用いた教育プログラムを実施した(LTCを中心とした3日間の研修会実施)(2)研究対象者に研修会参加前後の質問紙調査を実施した(3)研究対象者に研修会参加後半構造化インタビューを実施研修会参加者への継続的サポートを目的とした1日間の研修会(MSV)を実施した
全教育プログラムを実施できた。また教育プログラムは、LTCを開発したフィンランドの児童精神科医ソランタウス氏の監修によるフィンランドとほほ同様のプログラム内容を実施した。現在、解析中であるが、教育プログラム内容は日本においても実現可能性、有用性が認められた。研究参加者のインタビューおよび質問紙調査からも、LTCによる肯定的な教育効果が認められた。引き続き、さらなる解析にて詳細を示していく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

昨年度予定していた研究を遂行することができたが、引き続き、研究参加者を募り、研究継続が必要である。

今後の研究の推進方策

現在進行中の研究フィールドにて引き続き、研究参加者を募り、実施していく予定であるため、概ね計画通りに進んでいくと思われす。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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