研究課題/領域番号 |
20K10821
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 四天王寺大学 |
研究代表者 |
宇佐美 しおり 四天王寺大学, 看護学部, 教授 (50295755)
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研究分担者 |
川田 陽子 四天王寺大学, 看護学部, 講師 (80844480)
宮崎 志保 四天王寺大学, 看護学部, 助教 (30756242)
松橋 美奈 四天王寺大学, 看護学部, 助教 (20910813)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | セルフケア能力 / 重度慢性精神障害者 / 包括的支援マネジメント / PAS-SCT / セルフケア / 重度・慢性 / 精神障害者 / 地域包括支援システム / 重度慢性精神障害 / セルフケアプログラム / PASセルフケアセラピイ / 精神看護 / 重度・慢性精神障害 / 看護介入 / ケアプロトコール / 重度 / 慢性化 |
研究開始時の研究の概要 |
初年度に重度・慢性精神障害者の地域生活促進に実績のある精神科医療従事者60名にフォーカス・グループ・インタビュー(Focus Group Interview,以後FGI)を行い重度・慢性精神障害者のセルフケア能力強化,包括的支援マネジメントの実態を明らかにする。2年目にプロトコールを確定し介入群実施予定者77名に介入のための訓練を行う。その後,介入群40名にセルフケア能力強化を基盤とした包括的支援マネジメントを実施し,対照群40名と病状・日常生活機能・生活の質・再入院率・地域での生活期間で評価する。本研究は国内実践研究者1名,包括的支援マネジメント海外実践研究者1名の指導を得て実施する。
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研究成果の概要 |
本研究は重度慢性精神障害者のセルフケア能力と包括的支援マネジメントを強化するプロトコールを作成しその評価を行った。文献検討、FGIによりプロトコールを作成しその信頼性と妥当性の検討を行い、プロトコールを用いて実施し評価を行った。プロトコール実施群と対照群では病状に変化はなかったがセルフケア能力、自我機能の情動コントロールに差が見られていた。介入する側のアセスメントと介入能力を高めていく必要性ああると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を行うことで,①重度・慢性精神障害者の長期入院を減らし,②国内外で初めての重度・慢性精神障害者に対するセルフケア能力強化を基盤とした包括的支援マネジメントプロトコールの開発ができるだろう。さらに③重度・慢性精神障害者に対する多職種協働・病院-地域連携モデルおよび多職種連携における看護の役割・機能が明確となり学際的,学術的意義が高い。
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