研究課題/領域番号 |
20K10836
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 札幌市立大学 |
研究代表者 |
松浦 和代 札幌市立大学, 看護学部, 専門研究員 (10161928)
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研究分担者 |
安齋 利典 札幌市立大学, デザイン学部, 教授 (10760209)
矢久保 空遥 札幌市立大学, デザイン学部, 助教 (50780079)
牧田 靖子 札幌市立大学, 看護学部, 講師 (80833110)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | モンゴル国 / 発育性股関節形成不全 / 予防ケア / 調査 / 3D教材開発 |
研究開始時の研究の概要 |
モンゴル国立母子健康センター看護部のスタッフから成るモンゴルチームと、日本チームが共同し、中央・北・南・西モンゴルの地域拠点病院において、介入型の研究を行う。研究対象は看護師、ターゲットグループであり、研究成果を評価指標の達成度から評価する。 により
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研究実績の概要 |
当初の研究は、研究課題1:発育性股関節形成不全の予防的ケア研修会の実施と評価、研究課題2:DVD教材の改訂版の作成と現地ユーザ評価であった。しかし、過去4年間に亘るCOVID-19および昨年度のインフルエンザによる影響にのため、研究活動に大幅な遅れが生じた。そのため、モンゴル国のカウンターパートであるモンゴル国立母子健康センター看護部と協議し、研究計画書(修正版)を再考した。 1)研究課題1の再考-研究者らが2017~2019年に発育性股関節形成不全の予防的ケアについて西モンゴル地域において実施した研修会(以下、本研修会)後、受講者の実践したケア及び後進育成のための組織的な取り組みに関するフォローアップ調査の実施を目的ととした。対象地域となる西モンゴル地域とは、ホブト県・バヤンウルギー県・オブス県・ザブハン県・ゴビアルタイ県を予定している。また、研究協力施設は各県の公立総合病院で、2017~2019年に本研修会に受講者を派遣した病院であること、本研修終了後に受講内容をルチンケアとして導入し定着させた病院であることとする。 2)研究課題2の再考-2021~2022年に3Dモデリングのプロトタイプ1を製作した。映像化した3D空間内のヒューマノイドモデルに対する現地ユーザ評価の結果、現行のDVD教材(人物)を超える好感度およびわかりやすさが得られなかった。そのため研究計画書(修正版)では、現行のDVD教材(人物)のテロップを改良する。 研究計画書(修正版)について、札幌市立大学研究倫理審査会に審査申請を行い、承認を得た。ついで、モンゴル国カウンターパートにおいて研究倫理審査を受審し、研究活動の再開に向けての基礎的な準備を整えた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
過去4年間に亘るCOVID-19および昨年度のインフルエンザによる影響にのため、2国間相互の出入国が制限され、リモート会議を除く研究活動全般に大幅な遅延を生じた。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画を再考した。研究計画(修正版)では、研究者らが2017~2019年に発育性股関節形成不全の予防的ケアについて西モンゴル地域において実施した研修会後、受講者の実践したケア及び後進育成のための組織的な取り組みに関する調査を実施することを目的とする。2023年度内に倫理審査を終えたので、最終年度の研究計画を遂行する。
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