研究課題/領域番号 |
20K10841
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
井上 理絵 神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (10709182)
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研究分担者 |
富岡 美佳 岡山大学, 保健学研究科, 客員研究員 (30441398)
中塚 幹也 岡山大学, 保健学研究科, 教授 (40273990)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | LGBT / 女性の更年期 / 性同一性障害 / 健康支援 / 性別不合 / プレコンセプションケア / 更年期 / ホルモン療法 |
研究開始時の研究の概要 |
更年期での生活は老年期の健康につながる重要なポイントである。しかしながら更年期の健康支援は十分な状況ではない。わが国における性同一性障害(GID)の人数は全国で約4万6000人と推測されるが、GIDの方の加齢に伴う支援のあり方については模索途中であり、身体的、社会的支援については確立したプログラムがない状況である。そのため、超高齢社会の中において健康な老後(サクセスフル・エイジング)に向けての準備、支援が遅れる可能性が懸念される。本研究では、GIDの方の治療による心身への影響を明らかにし、必要な身体的・精神的・社会的支援について課題を見出したうえで、支援のためのプログラム開発を目指す。
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研究実績の概要 |
2020年~2022年までは、コロナ禍のため、実際に対面で研究ができていない時期であった。その間は、国内の文献検討を行い、第35回日本助産学会に(2021年3月)報告を行った。昨年からコロナによる制限も解除されたため、ICM(国際助産学会)にも参加し、国外での動向を収集していた。 現在、国外の文献検討を行い、性同一性障害の更年期、老年期に関する対応を確認しているところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年~2022年までは、コロナ禍のため、実際に対面で研究ができていない時期であった。 2023年からはコロナによる制限も解除されたが、仕事とのバランスがうまく取れず、研究の進行が遅れていた。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、まず海外文献を検討し、海外の動向を確認する。その後、倫理審査後に対象者のインタビューを行う予定である(7~9月)。インタビュー後はアドバイザーに確認しながらインタビュー内容を分析する(9~10月)。内容分析後、性同一性障害の更年期に必要な支援についてまとめる予定である。
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