研究課題/領域番号 |
20K10863
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 甲南女子大学 (2023) 姫路大学 (2022) 神戸女子大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
細川 由美子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (00783573)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 妊産婦 / 災害への備え / 防災教育 / 災害 / 母子 / 防災 / 乳児 / 備え / 行動 / ソーシャルサポート / 減災 / プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
災害時の要配慮者の中で、妊産婦、乳幼児とその保護者である女性(以降は母子)に焦点をあてた防災・減災教育プログラム(以降、教育プログラム)を開発、評価することである。妊産婦と母子が、自然災害の正しい知識を身につけ、災害時には自ら危険を予測し主体的に回避する能力を高める防災力と、被災後の生活を見据えた備えを行う減災力を養うことができる、体系的な防災教育プログラムの開発、評価を行う。
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研究成果の概要 |
災害時の要配慮者である妊産婦が自然災害への知識を身につけ、災害時には自ら危険を予測し、主体的に回避する自助能力を高め、被災後の生活を見据えた備えを養うことができる妊産婦を対象とした体系的な防災教育プログラム(以降、教育プログラム)の開発と評価を行った。大災害時の妊産婦の実態、妊産婦の災害の備えの実態、周産期医療施設の防災対策と防災教育の実態をもとに教育プログラムを作成した。教育プログラムでは、独自に開発したシミュレーションゲームを含むワークショップと講義を組み合わせた。本教育プログラムによって、妊産婦の災害時の意思決定、対処行動をイメージでき、災害への備え行動が向上した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
防災教育プログラムは、インストラクションナルデザインの5つのプロセスモデル(ADDIEモデル)を適用し、妊産婦に必要な災害の備えに特化した教育プログラムを作成した。災害は自分自身にも起きるという「わがこと意識」による備えに対する意思の向上や自分でもできるといった自己コントロール感の獲得を目的に独自のシミュレーションゲームを開発した。普段の生活・育児にも取り入れられる防災対策を具体的に説明した。妊産婦は災害への備えに対する知識を身につけ、災害の備えへの意識の改善、さらに備え行動が向上した。本研究で開発したプログラムは、妊産婦の災害への自助の育成に有効であることが示唆された。
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