研究課題/領域番号 |
20K10871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
浦口 真奈美 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 講師 (70848605)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 学校保健 / 養護教諭 / 職務 / 学校保健活動 / 職務ストレス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、教育現場において一人あるいは少人数で配置される養護教諭により行われる、児童生徒の健康の保持増進や健康課題の解決などに関する対処を検証する。そして、その結果を踏まえた養護教諭の職務スキル向上のための教育プログラムを開発することを目的とする。
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研究実績の概要 |
本研究は、養護教諭の職務上の悩みの観点から日常的に行っている対処を幅広く抽出し、学校保健の推進に関わる養護教諭の職務スキル向上のための教育プログラムを開発することを目的としている。具体的には、①養護教諭の専門性発揮に関わる職務上の工夫(対処)の特定と関連する尺度の開発、および②養護教諭養成課程や現職養護教諭における専門性の発揮に関する教育プログラムの開発を実施する。 2022年度は、主にこれまで収集されたインタビュー等で得られたデータの再整理を行った。まず、養護教諭の悩みを過去30年間のスパンで改めて概観した。主に、保健医療の力量に関する悩みと教職員との連携に関する悩みに大別され、ほぼ変化がないことが示唆された。 次に、養護教諭22名に対するインタビューで得られた、経験的に獲得した職務上の工夫(対処)について、妥当性を担保するため、心理学系の修士号を持つ複数名の協力者と再度分析を行った。その結果、児童生徒や教職員への工夫等、幅広い工夫(対処)を実践していることが確認された。また、これらの職務上の工夫が、管理職が認知する、養護教諭の良い実践との学校保健活動推進に関わる行動との一致性から、学校保健活動の推進にも寄与するものであることが示唆された。 2023年度は、今年度の分析結果をもとに、養護教諭の職務上の取り組みに関する量的調査を実施し、収集されたデータを分析し、今後の教育プログラム開発の基礎資料とする予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
養護教諭の職務上の工夫に関して、新型コロナ感染症の影響を加味した詳細な分析、および妥当性の更に向上する作業を追加した結果、予想以上に時間を費やした。また、学校長等の管理職へのインタビューおよび分析作業が、新型コロナ感染症の流行で滞ったことが、量的調査の実施準備に影響し、遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は、養護教諭および管理職から得られた質的分析結果をもとに、養護教諭に対する量的調査を実施する予定である。また、学会発表や学術雑誌への投稿し、研究成果を公表する計画を進めている。
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