研究課題/領域番号 |
20K10881
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
秋鹿 都子 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (90342279)
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研究分担者 |
山本 八千代 安田女子大学, 看護学部, 教授 (10295149)
宮城 由美子 福岡大学, 医学部, 教授 (20353170)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 食物アレルギー / プレパレーション / 食物除去解除 / 家族 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、食物アレルギーで、原因食物の除去解除過程にある幼児期後期の子どもを養育する家族が、①疾患や治療に関する知識・技術を獲得し、②食物アレルギー児に原因食物を摂取させることに対する不安やストレス、困難感等を克服し、それまで除去対応を行ってきた原因食物を食べる治療(食事療法)を日常生活に導入・管理するといった、除去解除を行う生活を円滑に遂行する能力を高めるための教育プログラムを開発する。あわせて、原因食物の除去解除過程にある食物アレルギー児が食事療法を理解し、納得して参加・継続できるようにするために、食物アレルギー児の家族が活用可能な支援ツールを開発する。
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研究実績の概要 |
原因食物除去解除過程にある幼児期後期の食物アレルギー児が納得して治療に参加し継続できることを目的とした、家族実践型プレパレーションツールを継続して使用している。食物アレルギー児と家族に外来でプレパレーションツールを使用後、家族に使用方法を説明し自宅で使用してもらい、来院時に家族からの聞き取り、および児の反応を記録している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
R4年度から使用を開始した家族実践型プレパレーションツールは、対象者が少なく評価に至っていない。「原因食物の除去解除過程にある食物アレルギー児家族の対応力」については、R4年度も平常時と異なる環境下であると判断し調査を先送りにした。
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今後の研究の推進方策 |
食物アレルギー児へのプレパレーションツールの使用を継続しツールの評価を行う。「原因食物の除去解除過程にある食物アレルギー児家族の対応力」についてWeb調査を行い、尺度を作成する。「原因食物の除去解除過程にあるFA児家族のFA対応力を高めるための教育プログラム」を実施し、その評価を行う。
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