研究課題/領域番号 |
20K10913
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪府立大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
中嶋 有加里 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (40252704)
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研究分担者 |
渡邊 香織 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30281273)
上野 昌江 四天王寺大学, 看護学部, 教授 (70264827)
大橋 一友 大手前大学, 国際看護学部, 教授 (30203897)
長田 暁子 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20802424)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 乳幼児 / チャイルドシート / 妊産婦 / 妊婦健診 / 乳幼児健診 / 保護者教育 / 自動車安全 / シートベルト / 妊婦 / 安全教育 / 看護支援 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、1)妊娠期から保護者の車に同乗する子どもの安全(Child Passenger Safety:CPS)意識を高め、子どもの身体拘束や母子分離への対応力を高める成長時期ごとの看護支援教材を開発すること、2)車を利用する乳幼児の保護者を対象に、チャイルドシートの使用に関するグッドプラクティス、ヒヤリハット、悩みの実態調査から課題を明らかにすること、3)妊娠中から3歳児健診まで、看護職がチャイルドシート指導員と連携して継続的に支援した効果を介入研究で検証することである。
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研究成果の概要 |
日本交通安全教育普及協会認定「チャイルドシート指導員」の資格を更新し、最新知識を把握した。乳幼児健診の保護者を対象にチャイルドシートに関するグッドプラクティスなどの実態調査を予定したが、COVID-19対応により実施できなかった。6歳以降のジュニアシートを含めた使用向上に取り組む科学警察研究所や日本自動車連盟(JAF)主催の専門家会議に参加し、子どもの体格基準について検討した。健診担当の医療職が保護者に紹介できる教材開発の必要性を関係者に周知できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2023年母子健康手帳の改正により、2週間頃から5歳頃まで12回分の保護者の記録に「自動車に乗るとき、チャイルドシートを使用していますか」が追加された。健康診査担当の看護職は、チャイルドシートの使用について、子どもの体格・発達・家族の状況に合わせた支援ができることが求められる。6歳以降であっても身長150cmに満たない場合は、肩ベルトの位置がずれるため、ジュニアシートが必要である。チャイルドシートに関わる専門家と健診担当の医療職が連携して、子どもの成長に合わせた教材開発を行う必要性がある。
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