研究課題/領域番号 |
20K10970
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 順天堂大学 (2022-2023) 東都大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
種市 ひろみ 順天堂大学, 大学院医療看護学研究科, 教授 (40525143)
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研究分担者 |
内野 良子 東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 講師 (40829933)
山田 寛 東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 助教 (60182549)
菱田 一恵 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (00326117)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 通いの場 / GIS / GPS / 高齢者 / 移動行動 / 介護予防 / 基本チェックリスト / 移動距離 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、高齢者の日常生活の移動距離が「通いの場の拡大」の評価指標になるのかを明らかすることが目的である。 認知症予防を期待し、高齢者が身近に通える「通いの場の拡大」が推奨され、その創設・運営・活動内容が幅広く議論されているが、それらに加え、通いの場に参加するための移動の検討も必要となる。本研究では、高齢者の移動距離に着目し、「通いの場の拡大」との関連を検討する。地域に暮らす高齢者を対象とし、ウェアラブルGPSによる位置情報を、地理情報システム(GIS)データと道路中心線データを併用し、解析する。さらに、移動行動への影響要因として、基本チェックリストデータを収集し、移動行動との関連を検証する。
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研究実績の概要 |
本研究は、高齢者の日常生活の移動距離が「通いの場の拡大」の評価指標になるのかを明らかすることを目的とした、観察研究である。 地域に暮らす高齢者がウェアラブルGPSを携帯し外出した際の位置情報を、地理情報システム(GIS)データとして分析に活用する。2023年度は、2022年度対象者Aグループ22名の2回目のデータ収集を行った。また、新たな対象者Bグループ48名について、1回目のデータ収集を実施した。Aグループの1回目のデータ分析については、日本地域看護学会第26回学術集会にて、「転倒経験・転倒不安は外出に影響を与えるのか GPSデータを活用して」をテーマとして発表した。転倒恐怖感は,恐怖感がない者と比較し、転倒経験を有する者・運動習慣の少ない者が多く,心身機能及び生活機能の有意な低下が認められたとの報告があるが、本研究において、転倒経験や転倒不安と外出距離に関連が見られなかった。また、研究対象者の地域で開催された健康まつりにて、健康に関する啓蒙活動の一環として研究結果の一部を展示した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2020年度よりコロナ禍の影響を受け、スタートが遅れ、その後のデータ収集が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
2025年2月にBグループの2回目のデータ収集を行い、分析を行う。その後学会発表及び論文作成となる予定である。
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