研究課題/領域番号 |
20K10980
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 関西国際大学 |
研究代表者 |
谷口 由佳 関西国際大学, 保健医療学部, 准教授 (80530310)
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研究分担者 |
沼本 教子 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (00198558)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 尺度開発 / 意思疎通不可能 / 高齢者ケア / エンドオブライフケア終 / 末期ケア / エンドオブライフケア / 終末期ケア |
研究開始時の研究の概要 |
高齢多死時代の今、高齢者がその人らしい最期を迎えられるよう、質の高い終末期ケアが求められる。一方、現代の高度な医療技術は、回復の可能性を失い意思疎通が不可能になった後でも、生命が存続する状況を作り出した。こうした高齢者の終末期ケアに取り組む看護職の支援策として、研究代表者は先行研究で、教育プログラムを開発した。本研究では、その効果の測定用具となる「意思疎通不可能な高齢者に対する看護師の終末期ケア態度尺度」を開発する。これにより、教育プログラムの洗練や広 い汎用が可能となる。また、この尺度を用いて看護職が自らのケアを評価することで、質の高い終末期ケアが可能となる。
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研究実績の概要 |
令和4(2022)年度は、前年度に遅れた予備調査版よび本調査版を作成し、本調査を実施する予定であった。しかしながら、COVID‐19による医療現場の状況は変わらず、専門家会議の開催が延期になったまま、予備調査版、および本調査版の作成に至らなかった。2023年度は、COVID‐19にかかる社会の規制が緩和されることで、医療現場からも調査の協力が得られる可能性がある。医療現場の状況をみながら、オンラインを活用するなどし、専門家会議を経て尺度原案を作成し、パイロットスタディの実施と内容妥当性の確認、予備調査版、本調査版を完成させる。そして、当初予定から遅れている本調査を実施し、尺度開発へと進める必要がある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID‐19による医療現場の状況は変わらず、専門家会議の開催が延期になったまま、予備調査版、および本調査版を作成することができなかった。そのため、2022年度に予定していた本調査も実施するに至らなかった。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は、COVID‐19にかかる社会の規制が緩和されることで、医療現場からも調査の協力が得られる可能性がある。一方で、外部者の出入りの規制は依然続いている医療施設が多くあることから、オンラインを活用するなどし、調査が実施できる方向に働きかけていく。
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