研究課題/領域番号 |
20K10989
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 太成学院大学 (2023) 滋賀県立大学 (2021-2022) 宮城大学 (2020) |
研究代表者 |
横山 詞果 太成学院大学, 看護学部, 講師 (30642467)
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研究分担者 |
松永 早苗 神奈川県立保健福祉大学, 実践教育センター, 准教授 (30614581)
山中 知子 太成学院大学, 看護学部, 助教 (90869546)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 高齢者ショートステイ / 看護職のスキル / 急変時対応 / 多職種連携 / ショートステイ / 高齢者 / 短期入所施設 / 在宅看護 / 老年看護 |
研究開始時の研究の概要 |
近年の疾病構造の変化や在宅療養の短縮化により、家族介護者の負担は増大している。 そのため、レスパイト・ケア施設であるショートステイ施設の整備が急務である。しかしながら、ショートステイ施設は、看護職の配置が義務付けられておらず、介護と医療のニーズを併せ持つ在宅高齢者の増加に対応しきれていないのが現状であり、看護職と介護職が連携して取り組む急変時対応の体制整備が必要である。本研究の目的は、ショートステイ施設に勤務する看護職・介護職へアンケート調査を実施し、連携して早期かつ適切に急変時対応ができるための必要な急変時対応スキルを明らかにし、教育プログラムを検討する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、高齢者ショートステイ施設で発生する急変時対応において、施設内で勤務している看護職・介護職が円滑に連携し、早期かつ適切に急変時対応を実施するために必要な急変時対応スキルを明らかにし、教育プログラムを検討することである。 今年度はCovid-19における緊急事態は終了となったものの、高齢者ショートステイサービスを提供している施設では、基礎疾患やフレイル状態の利用者は多く、また普段は居宅で生活している高齢者であり感染源となりうるリスクを抱えていることから、今なおCovid-19の流行状況により、施設の閉鎖や一時休止、外部の人の出入りを制限することもある状況となったいる。 そのようななか研究協力を得られた施設に赴き、急変時対応に必要なスキルについてのインタビュー調査を実施し、高齢者ショートステイ施設における看護職に必要なスキルを抽出し、現時点では大別すると、看護職は8つの直接的なスキル、4つの間接的なスキルを駆使して、利用者の急変時対応にあたっていることが見いだせた。また、それらスキルを合わせて駆使しながら対応に当たっていることが明らかになった。加えて、それらのスキルを適切に活用するためには、共に利用者のケアに関わる介護職や生活相談員、普段の居宅での生活で関わっている家族介護者やケアマネ―ジャからの情報が重要であり、どれだけの情報を引き出して、それらを急変時対応時に活用できるように解釈・分析し、対応していることが明らかになった。今後さらにデータを積み重ねていくことを予定している。 現時点で迄に調査から明らかとなった研究結果については、国際学会にて発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
Covid-19の影響により、遅れをとっている。 特に今年度は、Covid-19における緊急事態は終了となったものの、高齢者ショートステイ施設では基礎疾患やフレイル状態の利用者は多く、また普段は居宅で生活している高齢者であり感染源となりうるリスクも抱えていることなどから、今もまだCovid-19の流行状況により、施設の閉鎖や一時休止、外部の人の出入りを制限することも多い状況でった。、そのため、研究調査協力施設の辞退や延期などが生じ、その地域や施設内の状況をみながらインタビュー調査を実施している状況である。
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今後の研究の推進方策 |
今後の展望としては、対象施設を拡大しインタビュー調査を実施しデータを積み上げていき、高齢者ショートステイ施設での看護職に必要なスキルを包括的に抽出していく予定である。
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