研究課題/領域番号 |
20K11040
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
辻村 真由子 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (30514252)
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研究分担者 |
藤田 淳子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 国立看護大学校, 教授 (10553563)
阿川 啓子 島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (20709381)
湯本 晶代 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (10825037)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 一人暮らし / 高齢者 / 訪問看護 / 包括的支援 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、訪問看護を利用する一人暮らし高齢者に対する多職種(訪問看護師、ホームヘルパー、ケアマネジャー)による包括的支援のためのガイドを開発することである。 そのために、①包括的支援の概念と一人暮らし高齢者の支援における多職種連携に関する知見の整理、②訪問看護を利用する一人暮らし高齢者に対する多職種による支援内容の解明、③ガイド案の作成と洗練、④ガイド案の実践への適用可能性の検討の4つの研究を行う。
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研究実績の概要 |
日本は少子高齢化の一途を辿っており、高齢者単独世帯は男女ともにますます増加することが見込まれている。本研究の目的は、訪問看護を利用する一人暮らし高齢者に対する多職種(訪問看護師、ホームヘルパー、ケアマネジャー)による包括的支援のためのガイドを開発することである。 3年目である2022年度は、訪問看護を利用する一人暮らし高齢者を支援した(または支援している)訪問看護師、ホームヘルパー、ケアマネジャー各6人程度に対するインタビュー調査を、計画していたが、文献検討等の準備に時間を要し、インタビューガイドの検討、倫理審査申請の準備に留まった。 調査地域は、都市部(東京、千葉)および農村部・過疎地域(島根、石川)を予定していたが、2020年度末の研究代表者の所属機関異動のため、フィールドの情報収集を行い、調査地域を再検討した。 包括的支援の先駆的実践について知見を得るため、Community Wellness Team (CWT)を形成してIntegrated careを実践している北東イングランドのNuffieldTrustおよびKingston University and St George’s, University of Londonを訪問することを計画していたが、2020年度、2021年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大により渡航を延期し、文献やインターネットによる情報収集に留まった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年度末の研究代表者の異動の影響のため、調査実施が遅延している。 また、イギリスでの包括的支援の先駆的実践の視察は、新型コロナウイルス感染症の拡大により2020年度、2021年度に引き続き延期している。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症の拡大により、イギリスでの包括的支援の先駆的実践の視察については、渡航の見込みが立たないため、資料調査、インタビュー調査を先に行う。 また、インタビュー調査の推進のため、研究補助者の協力を得る。
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