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健診・医療・介護一体型ビッグデータの推移から介護予防対象者を把握する指標の探索

研究課題

研究課題/領域番号 20K11043
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関鳥取大学

研究代表者

浜田 紀宏  鳥取大学, 医学部, 准教授 (30362883)

研究分担者 尾崎 米厚  鳥取大学, 医学部, 教授 (00224212)
谷口 晋一  鳥取大学, 医学部, 教授 (30304207)
久留 一郎  鳥取大学, 医学部, 特任教員 (60211504)
井上 和興  鳥取大学, 医学部, プロジェクト研究員 (60739085)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードKDBデータベース / 介護予防 / 健康診断 / フレイル / 健診受診率 / 慢性腎臓病 / 低尿酸血症 / ライフスタイル / 基本チェックリスト / レセプト / フレイルチェック / 人工知能 / 尿酸 / KDBデータベース
研究開始時の研究の概要

① 2018の健診データ(腎機能、尿酸含む)と同年の年間介護費用並びに2018~2022年の介護費、医療費の経年変化との関連に関して検討する。
② 2018~2022年の健診データ(腎機能、体重など)の経年変化と介護費用・医療費との関連に関して検討する。
③ 低尿酸血症(2.0mg/dl以下)、尿酸値2.1~4.0mg/dl の集団の割合と疾患発症、介護費用、医療費との関連に関して、尿酸値のレベルに対してUカーブ現象があるかも含め、検討する。

研究実績の概要

本研究課題が計画通りに進まなかった主な理由は、分析に関連する資源の制約と技術的困難にあった。資源の制約については、国保データベース上で介護・医療・健診データの突合が研究期間の後期になって実現するなど、検討に必要なサンプル数を確保できなかったことが主な原因であった。レセプトのみでは患者イベント発症日を適切に検出できなかったことも、資源の制約の一因であった。技術的困難は、欠損値の取り扱いと、患者プロフィールを定義できるデータの不足によるものであった。未受診や検査項目の欠落による欠損値の取り扱いが、課題採択時に十分計画できていなかったため、研究の進行に支障をきたした。また、レセプト病名や健診データのみでは患者がフレイルにあるか否かを判定することが困難であり、診療録などからの患者の主観的記述や客観的データの参照が必要だった。
これらの問題に直面し、研究計画の再評価と調整が必要になり、当初の目標を研究期間内に達成することが困難になった。しかし、この経験から学んだ教訓は、現在所属する中山間地の国保病院での研究に活かせる貴重なものである。本課題「健診・医療・介護一体型ビッグデータの推移から介護予防対象者を把握する指標の探索」は、当地および周辺地域の住民ニーズに即した重要な課題であり、周辺地域と連携して引き続き住民の健康寿命延伸に取り組む価値があるものと考えている。今回学んだ経験を十分に活かして、行政と連携しながら、現地の健康課題解決に活かしていく所存である。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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