研究課題/領域番号 |
20K11056
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
遠藤 龍人 岩手医科大学, 看護学部, 教授 (70316355)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 栄養管理 / 口腔機能低下症 / オーラルフレイル / 栄養アセスメント / オーラル・フレイル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、看護師の栄養管理活動に関する実態調査と超高齢化時代に対応可能な「看護師栄養教育プログラム」の策定である。 1.地域の医療機関における看護師の栄養管理業務に関する実態調査 岩手県の医療機関おける看護師の栄養管理業務、口腔機能低下症を含む栄養アセスメントの重要性の理解と意識を明らかにする。 2.「看護の専門性を生かした栄養アセスメント教育プログラム」の策定 看護師の栄養活動に関する実態調査の結果をもとに、オーラル・フレイル克服を視野にいれた「看護の専門性を生かした栄養アセスメント短期教育プログラム」を提示する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、1)看護師の栄養管理活動に関する実態調査、2)超高齢化時代に対応可能な「看護師栄養教育プログラム」の策定である。 地域の医療機関における看護師の栄養管理業務に関する実態調査については、岩手県立病院20病院を含む計50病院を予定していたが、新型コロナウイルス感染症流行拡大による面会制限の継続などにより調査医療機関との十分な協力体制の構築が大幅に遅延した。そのため、岩手医科大学付属病院摂食嚥下センタースタッフや栄養サポートチーム(NST)、NSTリンクナース会所属の看護師らの意見を取り入れながらアンケート調査票を作成し、調査を実施する予定である。 令和3年度以降に予定していた「看護師栄養教育プログラム」の策定については、前述した目的1)の調査結果に基づいて策定する必要があるため、研究補助事業期間を延長している。今後は、看護師栄養教育プログラム策定を見据えた基礎資料となる「看護師の栄養管理活動に関する実態調査」を主眼とし、本研究課題を実施する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
地域の医療機関のNST担当看護師を対象に、栄養管理業務の実態や口腔機能低下症の評価に関するアンケート調査を令和2年度中に終了予定であったが、新型コロナウイルス感染症流行拡大による面会制限の継続などにより調査医療機関との協力体制を構築することが困難な状況が続いたこと、研究計画書やアンケート調査(質問調査票)が作成途中であったことから、調査の実施が次年度以降に持ち越されることになった。 一方、栄養管理における医科歯科連携の意義について令和5年度医科歯科連携推進事業 気仙歯科医師会講演会(2023年11月10日、大船渡市)にて講演し、地域の歯科医師や看護師、管理栄養士から示唆に富む助言を得た。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが2類相当から5類感染症に変更されることに伴い、研究代表者と共に活動している「みちのくNST研究会」世話人とのリモートならびに対面での打合せ環境が整ったため、引き続き医療機関との協力体制構築を進める。また、岩手医科大学付属病院の摂食嚥下センタースタッフやNSTリンクナース会(摂食嚥下障害看護認定看護師を含む)の意見を聴取した上で看護師栄養教育プログラム策定を見据えた実態調査を行う予定である。 アンケート調査には文書作成・郵送・回収・データ入力等の費用が発生するが、残る予算内で実施可能である。
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