研究課題/領域番号 |
20K11071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
塚谷 延枝 大分大学, 医学部, 遺伝カウンセラー・看護師 (60849636)
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研究分担者 |
島田 祐美 大分大学, 医学部, 医員 (50548146)
井原 健二 大分大学, 医学部, 教授 (80294932)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 遺伝看護教育 / 遺伝カウンセリング / 遺伝カウンセリング体制 / がんゲノム医療 / 遺伝性腫瘍 |
研究開始時の研究の概要 |
2019年よりがんゲノム医療が保険診療の下、開始された。がんゲノム医療において遺伝性腫瘍家系であることが判明することがあり、がん患者・家族を支援する看護職はがんゲノム医療と遺伝に関する知識を持ち支援できることが求められる。本研究では、大分県の看護職のがんゲノム医療と遺伝に関する意識調査およびインタビュー調査、文献調査を行い、大分県の地域特性を明らかにし、その特性を活かした看護教育プログラムを開発することを目的とする。がんゲノム医療と遺伝に関する正しい知識をもつ看護職の育成、大分県のがんゲノム医療体制・遺伝カウンセリング体制の整備・連携に貢献し、がん患者・家族の支援につながることが期待される。
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研究実績の概要 |
2019年よりがんゲノム医療が保険診療の下、開始された。がんゲノム医療において遺伝性腫瘍家系であることが判明することがあり、遺伝カウンセリング部門との連携は必須である。看護職は、がん患者とその家族をケアする中で遺伝的なニーズをキャッチし、相談を受けることがあり、遺伝カウンセリングの最初の窓口になる可能性が高いと思われる。がん患者とその家族を支援する看護職は、がんゲノム医療と遺伝に関する正しい知識を持ち支援できることが期待される。しかしながら、遺伝に関する認識には個人差があり、臨床現場では対応に苦慮する場面が想定される。本研究では、大分県における看護職のがんゲノム医療と遺伝に関する認識調査を行い、大分県の地域特性を活かしたがんゲノム医療と遺伝に関する看護教育プログラムを開発することを目的とする。 2023年度は、2021年度に実施した大分県の看護職における遺伝に関する認識の実態調査について、がんゲノム医療連携病院とその他のがん診療病院の2グループに分け、分析を行った。その結果を大分小児保健学会で報告し、大分県の看護教育プログラムの開発に向けて意見交換を重ねた。現在、論文を作成している段階である。 今後、実態調査の結果をもとにがんゲノム医療と遺伝に関する看護教育プログラムの作成・実施を試みる予定である。がんゲノム医療と遺伝に関する正しい知識をもつ看護職の育成、大分県のがんゲノム医療体制・遺伝カウンセリング体制の整備・連携に貢献し、がん患者とその家族の支援につながることを目指す。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2021年度に実施した大分県の看護職における遺伝に関する認識の実態調査について、看護教育プログラムの開発のためにさらなる分析を行ったため、遅れている。2024年度は、分析結果に基づいた地域版遺伝看護教育プログラムの作成を試みる予定である。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、大分県のがん診療病院に勤務する看護職の遺伝に関する認識の実態調査について論文発表を行うとともに、地域版遺伝看護教育プログラムの作成に向けて共同研究者とミーティングを重ね、実態調査に基づいたプログラムを作成する予定である。
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