研究課題/領域番号 |
20K11089
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
小堀 栄子 摂南大学, 看護学部, 教授 (00422931)
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研究分担者 |
水元 芳 中村学園大学, 栄養科学部, 教授 (20581630)
野末 みほ 常葉大学, 健康プロデュース学部, 准教授 (20421836)
硲野 佐也香 松本大学, 人間健康学部, 助手 (70237915)
前田 祐子 京都大学, 医学研究科, 講師 (30378749)
鎌田 佳奈美 摂南大学, 看護学部, 教授 (30252703)
福田 英輝 国立保健医療科学院, その他部局等, 統括研究官 (70294064)
三浦 宏子 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (10183625)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 外国人 / 日本在住タイ人 / 健康 / 生活習慣病リスク / インターネット調査 / 横断研究 / 縦断(コホート)研究 / 生活習慣 / 健康の文化変容 / 健康損失 / リスク要因 / 縦断研究 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は日本で生活するタイ人を対象に質問票調査と身長・体重測定を毎年実施し、生活習慣病の実態を長期にわたり観察する研究である。アジアでは生活習慣病が大きな健康課題であり、外国人居住者の80%がアジア出身者で占められる日本では、その健康状態の把握と対策は喫緊の課題である。 また先進国では移民当初の移民はその国の国民よりも良い健康状態にある一方、在住期間の長期化とともにその健康が失われる(健康損失)と報告されている。本研究は日本においても同様の傾向がみられるか検証し、日本在住外国人の健康損失とそれに関する要因を明らかにする。
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研究実績の概要 |
インターネット調査とフィールド調査を実施した。インターネット調査は当初の研究計画にはなかったものの、新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受けて急遽実施した調査であり、一昨年度、昨年度に続く3回目の実施であった。またフィールド調査は当初より計画しつつも新型コロナウイルス感染症の流行拡大で実施できなくなった調査であり、本年度から再開した。いずれの調査も目的は同じで、日本在住タイ人の生活習慣と生活習慣病リスクを明らかにすることである。 また本年度は上記2調査を実施しつつ、所期の目的であるコホート研究の実施を当初予定の対面ではなく、Webベースの実施に変更すべく、関係者と協議を重ねた。新型コロナウイルス感染症の流行の再拡大はいまだ予断を許さず、さらに新たな別の感染症の世界的流行のリスクも考えておくことが必須であることを踏まえたものである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の流行拡大が一段落したことを受けて、本年度は従来のインターネット調査に加え、対面によるフィールド調査を実施することができた。 また本年度はコホート研究のあり方を当初予定の対面ではなくWebベースに変更する方針とし、その可能性を検討してきた。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は主にWebベースのコホート研究の実現可能性を確認し、確認できたらツールを開発するとともに、パイロット調査を行う。また実施に向けて研究体制を構築する。 インターネット調査とフィールド調査は、状況が許す限り実施する。
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