研究課題/領域番号 |
20K11098
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
谷村 千華 鳥取大学, 医学部, 教授 (90346346)
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研究分担者 |
吉村 純子 鳥取大学, 医学部, 助教 (10757694)
徳嶋 靖子 鳥取大学, 医学部, 助教 (30548649)
松本 浩実 川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 講師 (50810230)
萩野 浩 鳥取大学, 医学部, 教授 (80208412)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 変形性膝関節症 / セルフマネジメント / QOL / 膝いきいき教室WEB版 / 自己管理 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の概要は、変形性膝関節症患者の自己管理とQOLの向上を目指す、学習教材(テキスト、動画)、評価指標、運営方法をパッケージ化した患者支援システム「膝いきいきプログラム」を構築し、その効果を明らかにするものである。 計画している研究項目は、(1)膝OA患者の自己管理とQOLの向上を目指した「膝いきいきプログラム」の学習教材を開発する、(2)学習教材の活用も含め、パッケージ化した患者支援システムの運営・指導用ガイドを作成し、「膝いきいきプログラム」を構築する、(3)病院・医院に通院し保存療法を受けている患者に「膝いきいきプログラム」を実施し、その介入効果を検証する、の3項目である。
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研究実績の概要 |
令和3年度に、#1「膝いきいきプログラム」の学習教材(テキスト,動画教材、WEB版膝いきいき教室)と#2「膝いきいきプログラム」の運営・指導用ガイドを作成した。介入では『①地域や病院で仲間と学ぶ膝いきいき教室(集団コース)』『②一人でも自主的に学ぶ膝いきいき家庭学習(自宅個人コース)』という2つのコースを予定している。令和4年9月に#1の教材を用いた地域活動で「膝いきいき教室」のプレテストを実施した。参加者は31名で年代内訳は75歳~79歳が13名、65歳~74歳10名と割合が高く、男性7名、女性24名であった。参加理由としては、「運動器疾患予防のため」が最も多かった。教室満足度は100%が「非常に満足~やや満足」に回答し、理解度も「非常に深まった・まあまあ深まった」と回答した者は100%だった。教室へのニーズとしては、「具体的な運動方法」「簡単な運動」「具体的な食事の取り方」が挙げられ、ニーズに沿ってプログラムを改善した。また、WEBと自宅での個人学習参加者33名の内訳は,50代1名,60歳~74歳が12名,75歳~79歳が9名,80歳以上が10名であった.性別では,男性が4名,女性が29名であった.参加理由は「変形性膝関節症だから」「進行予防」と多く、「たまたま閲覧して興味があった」と回答している人もいた.オンデマンド教材の満足度は100%が満足と回答していた.その他の評価項目として,オンデマンド動画時間の適切さ、理解しやすさの評価も高かった。参加者の声として,「講座を受けた事が大変参考になり良かった.」「続けてビデオを見ようと思う.友人にも教えてあげたい.」「何度も観ることができて、動画でみたスクワットをやりたいと思いました.」などがみられ,参加者の満足感や意欲,理解度の向上,行動化につながった。令和5年度は介入研究のデザインを検討し、倫理審査に向けて準備中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
業務多忙のため
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度はCOVID-19の状況も落ち着き、対面での「膝いきいき教室」が可能となり、地域活動の一環として参加者アンケートから概ね、プログラムの内容妥当性や有効性の確認ができたため、令和5年は研究活動として遂行する計画である。
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