研究課題/領域番号 |
20K11114
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 人間環境大学 |
研究代表者 |
巽 あさみ 人間環境大学, 看護学部, 教授 (90298513)
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研究分担者 |
飯田 忠行 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 教授 (50290549)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 中小規模運輸業 / IoT / 睡眠 / 生活習慣指導システム / メタボリックシンドローム |
研究開始時の研究の概要 |
わが国の全業種の中で運輸業・郵便業がメタボリック症候群の割合が最も高く、特定健康診査の殆どの検査項目においても有所見率が高くなっており、保健指導による改善率も低い。本研究の目的は中小規模事業場における運輸業労働者を対象としてヘルスケアIoTを使用した睡眠を切り口にした生活習慣改善のための保健指導システムの開発し、その効果を明確にすることである。その結果、運輸業労働者のメンタルヘルス不調や生活習慣病及び重症化予防への早期介入が可能になり、保健指導による不眠の改善や生活習慣の改善および専門医等への連携で早期治療をすることにより、労働者本人のQOLの向上と事業者の生産性の向上が期待できる。
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研究実績の概要 |
2022年度は一般旅客自動車運送事業、特定旅客自動車運転事業のうち、バス業務に関する労働者の健康課題を把握することを目的に、バス運転手を対象にグループ・フォーカスインタビューを計画した。 対象となる事業場から新型コロナウィルス感染症が2022年3月末収束し、バス運転業務が通常に近い状態で再開したことにより研究の承諾が得られた。5人を1グループとして、2グループ合計10人を対象にグループ・フォーカスインタビューを実施した。現在質的に分析中であり、今後学会等に発表する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症拡大状況の中、感染防止のため国の人流を抑制する政策により、バス業務に従事する運送業務が殆どなくなってしまったため、バス業務従事者を対象とする調査が実施できなかったためである。
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今後の研究の推進方策 |
現在実施している質的研究の分析が終了次第、関連学会に発表する。次に今回の質的研究から得られた「バス業務従事者に関する健康課題」を含めた質問紙調査の案を作成し、2023年度中に量的研究を実施し、分析する予定である。
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