研究課題/領域番号 |
20K11124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
吉田 美由紀 愛媛大学, 医学系研究科, 講師 (80866442)
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研究分担者 |
陶山 啓子 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (50214713)
田中 久美子 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (00342296)
藤井 晶子 愛媛大学, 医学系研究科, 助教 (00805624)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 終末期がん患者 / 在宅緩和ケア / コーディネーター / 終末期がん / 在宅看取り / 地域ケアシステム |
研究開始時の研究の概要 |
申請者は愛媛県委託事業において、県内の各地域に在宅緩和ケアの提供体制を構築し、それぞれの地域で在宅緩和ケアコーディネーターを育成してきた。在宅緩和ケアコーディネーターとは、終末期がん患者の状況に応じて在宅緩和ケアをタイムリーに調整し、導入する役割を持つ人材である。 本研究では、愛媛県で実際に成果を上げている在宅緩和ケアコーディネーターに対してインタビューを行い、役割遂行上の困難と、その困難を乗り越えるに至った要因について明らかにする。その結果から在宅緩和ケアコーディネーターの育成方法への示唆を得ることで、がんになってもすみ慣れた場所で最期を迎えられる地域づくりに貢献すると考える。
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研究成果の概要 |
終末期がん患者の「住み慣れた場所で最期を迎えたい」という願いを叶えるには、在宅緩和ケアの提供体制が必要である。申請者は愛媛県委託事業において、愛媛県下の各地域に在宅緩和ケア提供体制を構築し、それぞれの地域で在宅緩和ケアコーディネーターを育成してきた。本研究では、愛媛県で実際に成果を上げている在宅緩和ケアコーディネーターの役割遂行上の困難と、その困難を乗り越えるに至った要因について明らかにすることを目的に、終末期がん患者の在宅看取りの要因の調査、国内文献のレビュー、在宅緩和ケアコーディネーターへのインタビュー調査を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
終末期がん患者の在宅看取りの要因、多職種による在宅緩和ケアの実践内容の調査から在宅緩和ケアコーディネーターの活動する社会背景を理解し、愛媛県内で活動する在宅緩和ケアコーディネーターがその役割を遂行する上での困難と、その困難を乗り越えるに至った要因を明らかにした。本研究により在宅緩和ケアコーディネーターに求められる役割や能力が明らかとなり、在宅緩和ケアコーディネーターの育成方法に示唆が得られた。
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