研究課題/領域番号 |
20K11140
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
福田 守良 金沢医科大学, 看護学部, 講師 (90711094)
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研究分担者 |
森山 学 金沢医科大学, 金沢医科大学氷見市民病院, 教授 (50278131)
前田 修子 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (70336600)
蘭 直美 金沢医科大学, 看護学部, 講師 (80761759)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | サービス付き高齢者向け住宅 / 膀胱留置カテーテル / ケアの専門家 / アプリケーション / プロトコール / 多職種連携 / アプリ / 介護職 / 高齢者 / サービス付き高齢者住宅 / 訪問看護 / 在宅療養 / 連携 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、サービス付き高齢者住宅の需要は増加しており、医療処置の課題が挙がっている。入居者の膀胱留置カテーテルを日常的に管理するのは、介護職である。介護職は、医療職ではないため、膀胱留置カテーテル管理において、適切な管理ができていない可能性がある。そのため、本研究は、サービス付き高齢者住宅における介護職の膀胱留置カテーテルの管理状況を明らかにすること、介護職版長期膀胱留置カテーテル閉塞予防・対応プロトコールアプリ版を作成し、活用可能かどうか調査することを目的とする。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、サービス付き高齢者向け住宅において電子版「介護職版長期膀胱留置カテーテル閉塞予防・対応プロトコール」を開発し、評価することである。2021年石川県内のサービス付き高齢者住宅54箇所と住宅型有料老人ホーム112か所の合計166か所において実態調査を行い、ケアの現状を把握した。2022年膀胱留置カテーテル留置者を受け入れている実績のあるサービス付き高齢者向け住宅に勤務するケアの専門家(介護に携わる職員)を対象にアンケート調査を実施し、結果を踏まえてアプリを製作した。2024年サービス付き高齢者向け住宅に勤務するケアの専門家50名に、アプリ機能の有用性ついてアンケートを実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療従事者の在中しないサービス付き高齢者向け住宅において、介護職がアプリを活用することができれば、膀胱留置カテーテル合併症の早期発見に寄与することができると考える。また、現在、サービス付き高齢者向け住宅の戸数は、31,094戸(平成24年)から284,993戸と増加しており、社会的な需要は大きいが、膀胱留置カテーテル留置管理を含む医療処置が必要な入居者を受け入れていない住居もある。その原因として、医療処置に対応できないことが予測できる。本アプリの有用性が証明できれば、膀胱留置カテーテル留置者の入居を受け入れていないサービス付き高齢者向け住宅において、受け入れ要件の一助となると考える。
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